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39

ん?新品のD-28ヘリンボン?
ちがう、ちがう。71年前のD-28。

こういうとてつもなく美しいコンディションのギターが
ときどき出てくる。

最近、作られたばかりのような感じである。
100% オリジナルコンディションの由。

ネックのそりによるネックセットもなされていないし
チューナー、ブリッジピン、塗装も元のまま。

しかも、とてつもなく大きな音がする、と書いてある。
ネックはビッグネック(1と3/4インチ)

数カ所の修理の為ショップに持ち込まれた。
亡くなった親の楽器を引き継いだのだろう。

お金も楽器も友達も
死んだらあの世に持っていく事はできない。

子供たちが売ろうがどうしようが
知った事ではないのである。

楽器に限らず、絵画や骨董、収集物。
これらは生きている時こその楽しみ。

だんだん上のレベルのものが欲しくなって
弾きもしないのに、何本も楽器があったりする。

いままで使ってきた思い入れや、記憶もあるので
手放したくない。

そうやってぐずぐず生きているのだが
死んだら全てをあきらめざるを得ない。

しょうがないよね。

この1939年D-28は受け継いだ家族が委託で売りに出している。
99,500ドル、ちょうど1,000万円。


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h

天神にパルコができて楽器屋もできたので
でかけてみた。

試奏してきたよ、というバンド仲間の言葉に挑発され
コアラも弾きたくなってしまった。

マーチンD-18GEという機種、
GEというとジェネラルエレクトリックという電気会社が浮かぶ。

電気会社が作ったワケではなくて、ゴールデン エラ、
マーチンギターの黄金時代(一番いい時期)の再生産。

特徴はアディロンダックスプルースという表板と
フォワードシフテッドスカロップブレイシング。

なんのこっちゃと思われるかも知らんけど
これが最高のギター音質の元なのです。

普通はシトカスプルースという表板の材料。
アディロンダックが貴重だし音もいい。

コアラが使っているD-18 1951年製も
このアディロンダックスプルース。

シトカに比べると音が太く、強い。
気持ちのいい音です。

フォワード〜というのは表板の裏側の補強材の位置。
Xブレイシングという形がネック寄りに位置しているもの。

マーチンでは1939年までフォワード〜が作られたので
それ以降は手に入らなかった。

だから1930年代のギターは入手がむずかしく
D-18で4〜5万ドル、D-28は12万ドル、というか出てこない。

それで再生産品が数多くでてきた。
というわけで、試し弾きに相成った次第です。

ガシャガシャという派手めな音がした。
新品にしてはよく鳴っている。

マホガニー特有の甘い音は感じられない。
とにかく鳴らせっていう感じかな?

最初にD-18を買う人にはいいかもしれん。

大岳

ゴルフのスコアはパーというのが決まっていて
少ないのがバーディ、多いのがボギーとなる。

パーは距離によってきめられ、短いのはパ−3、
中距離はパ−4、長距離はパー5など。

例えば、150ヤード(135メートル)のパー3のホールとか
350ヤード(315メートル)のパー4などとなる。

きのうは海ノ中道の大岳ショートコースにいった。
9個のショートホールだけど練習になる。

パー3なので3打であがればパー、4打だとボギー、
5打だとダブルボギー(ダボ)などとなる。

われわれシロートはかならずダボを打つ。
プロでも打つ事がある。

きのうは途中でダボを打ってない事に気づき
ちょっと真剣ハックルだった。

9ホールを3回、27ホールを周り
ダボなしゴルフができた。スコアは以下のとおり。

   1回目 2回目 3回目
1番   3   4   3
2番   4   3   4
3番   4   4   3
4番   4   4   4
5番   4   4   3
6番   4   3   4
7番   3   4   4
8番   4   4   4
9番   4   3   4
計27  34   33   33 

すみません、自慢げになりました。うれしかったもので。
ま

マーチンからもアコ、エレクトリックベースが出ていた。
B-65というモデル。

生のバンドのベースというと、昔はウッドベース。
デカイので移動が大変だったよ。

車には載せにくいし、電車やバスでもメーワクがかかる。
当時のベースマンにありがとうといいたい。

ウエストコーストやロックの人達は
とうぜんエレキベースを使っていたから問題はない。

アコースティックの音楽になるとやはり
ウッドベース(コントラバス)がいい。

でも不便という面がある。
そこでギターサイズのベース?

このマーチンのベースはエレキベースなみの大きさ。
持ち運びには便利に違いない。

材質も単板のスプルーストップにメイプルの横、裏板。
17フレットでジョイントしてある。

フィッシュマンのピックアップ/プリアンプつき。
1,700ドルだから20万までで買える。

誰かこれ買ってウチのバンドに
参加せんかなぁ?
81

最近少しマーチンのギターを物色していて
D-28というモデルをながめている。

ハカランダという材料がギターにはいいのだが
1969年に輸出入が出来なくなった。

それまでにハカランダが使われたギターは
だから入手が困難である。

ハカランダの代わりにローズウッドが使われるが
価格は2倍半くらいの開きがある。

69年までのD-28は状態がよくなくても
50万円以下では出てこない。

ハカランダも別名ブラジリアンローズウッドといって
同じ種類の木ではある。

70年以降はインディアンローズウッドという木が
使われてきた。

写真は1981年のD-28。
希少なブルーケースつきで189,000円。

81年と言ってもすでに30年近く前の楽器。
コアラが学生時代にバイトしていた大阪の三木楽器にある。

ここはけっこうヴィンテージものもおおく
隠れた穴場(一緒か?)である。

1933年の000-28ヘリンボンや1931年のOM-18などもあって
見に行きたいなとおもっているトコロ。
30

久しぶりにネットでギターを物色した。
今は便利ですね、世界中みれるから。

目を付けておいたギターたちが
SORRY SOLDになっているのがおおい。

そのひとつ、写真の1930年、OM28がなくなっていた。
誰かが買ったんだろうねぇ。

そのほか、44年のD-28、34年の000/OM-28,
29年のO-28Kなども売れてしまっていた。

好事家多し、というかスキモノがいるなぁ。
自分の人生の一部にしたいんだろうねぇ。

先が見えてきて残り少なくなったと感じた時に
垂涎の的、あこがれを手に入れたいキモチ。

日本人だけでなく、世界中のプレイヤー、
コレクターたちが狙っている。

アメリカの景気が持ち直しているのだろうか
円高で日本人がチャンスと思っているのだろうか。

バブルの時のフドーサンとはちょっと違うが
欲しい人は確実にいるし、モノはすくなくなっていく。

欲しいと思っているときが、いちばんシアワセ。
そうは思うけど、やっぱり手元にあればなぁ。



た

発表会に向けて、着々と曲が決まって来たり
構成が決まって来ている。

Kさんは一番最初からの生徒さんで
ここ、かんとうかんでずっとお会いしている。

コアラのウクレレテキストを先へ先へ進まれて
そのイキオイにはタジタジする事もあった。

発表会はコアラ編曲の
チムチムチェリーのソロ演奏。

Em,Emmaj7,Em7,A,Amと半音ずつ
下がっていくコード進行がカッコいい。

ディズニーのメリーポピンズの映画で
ジュリーアンドリュースが歌っていたうた。

エンターテイナー(映画スティングのテーマ)も
同時に練習されている。

最後の和音でこれも半音ずつ下がっていくのだが
Kさんの指を見てると、よく動くなーと感心する。

去年の5月にはCからG7にいくのが
やっとだったのに。

ほんと、ふつーの、ただ者の主婦ではない。
他の皆さんも近づきつつある。

Nさんのプリングオフ、ハンマリングオンも
上手になってきた。

エーデルワイスの曲なども全員が
C,Em7-5,F,Fmなどという高度なコードチェンジをやる。

みなさん、ただ者の主婦ではないですねーと言ったら
アハハー、そうよ、先生のおかげよー、と屈託がなかった。
法

実家の兄がいろんな楽器を集めて?いる。
そのなかの1コーナー。

押し入れのなかにぶら下がっているのは
名前も知らない楽器が多い。

ウクレレ、マンドリン、三線などや
馬頭琴やバラライカくらいまではなんとか。

12弦のミニギターもどきや、シタールのようなもの、
竹筒みたいなもの、名前はあるが覚えられない。

ここは弦楽器のコーナーだが
古楽器(笛、笙、ひちりき、尺八など)もある。

打楽器は別々に置いてあって
皮に書かれた模様なども面白い。

血はアラソエヌ。

バラライカ(写真で右側の三角の楽器)には
ちょっと思い出がある。

昔、ふじ丸という船で香港に行った時に
バラライカの人と知り合いになった。

そのKさんは東京タワーの近くでロシア料理店を
やっていると言っていた。

そこでサービスで演奏していると言う事だったが
旅の間、一緒に演奏して遊んだ。

日曜はダメよ、などの昔の曲ばっかりだったが
今でも口元に昇ってくる。

かれはトランプのブリッジの選手、指導者でもあった。
Kさん、元気かなぁ?
今、気に入っている歌。 All Prayed up ビンス ギルとニッティグリッティダートバンドの 共演。 古今、宗教は奇跡やら不思議な物、火、祭り、 貢ぎ物などを利用してきた。 その中で上手だなぁと思うのは キリスト教の音楽による布教である。 セイクレッドとゴスペルという2つの タイプがあって聖書の内容を歌った物と、生活が入ったものという違い。 宗教でも思想でも原理主義的な考え方になると 相手を許さなくなる。 歌はそういうものを少し和らげる。 また、今の音楽がキリスト教の音階によって発達してきた面もある。 特にアメリカ南部のバイブルベルトと呼ばれる地域は 教会に行く人もおおく、熱心な地域。 カントリーやポップスなどの歌の世界でも 頻繁に歌われている。 ちょっと違和感を覚える時もあるが 音楽ココロをくすぐる歌も多い。 かんたんなメロディであればあるほど 人々のこころにしみいりやすい。 オウム経の事件があった頃 あのメロディが頭の中にちょっと残ったのを思い出す。 ゴスペル、セイクレッドはメロディにくわえて ハーモニーもつけやすいし、美しい。
38

戦前のマーチン、特に1930年代のマーチンが
どうしていいのかというと、ワケがある。

ギターの表板の裏側にはブレイシング(力木)が
貼ってある。

このブレイシングの形状が優れていた。
フォワードXブレイシングとスキャロップブレイシング。

この2つのアイデアがマーチンのギターを
飛躍的に音のいい楽器に仕立て上げている。

昔はPA(音響)が発達していなかったので
楽器自体の音の大きさが求められた。

テナーバンジョーや管楽器に負けない音の大きさを
必要とされた時代である。

加えて、弦の太さも音量に比例するので
ヘビーゲージが張られるようになった。

ただヘビーゲージの張力は70キロに近いので
ギターが負けてこわれてしまう。

表板やボディがふくらんだり、割れたり、
ネックも反るし、いいことはない。

その修理が増えてきたのでマーチンの会社が
ブレイシングを変更してしまった。

フォワードXブレイシングが1939年に廃止、
スキャロップドブレイシングが1944年に廃止される。

戦前(プリウォー)とか30年代とか
いわれる所以がここにある。

これらの楽器は高価だったからプロたちが使っていたし
プロが使うからヘビーゲージを張っていた。

それで修理が多かったのでオリジナルコンディションの
楽器が大変少ない。

価格に2倍以上の開きがあるのは
そういう所である。

写真は1938年D-18。
フォワードXブレイシング&スキャロップドブレイシング。

1950年代にリフィニッシュされている。
21,500ドル。


0018

年末は色んな物がバーゲンになる。
ギターもしかり。

先日、バンジョーでRさんが見てきた1939年の00-18。
これも9万円安く提示している。

といっても85万円が76万円だから高い。
ただ安くなると狙っている人がいて、割と売れてしまう。

1943年のD-28ヘリンボーン(450万円)も
398万円になったとたんに売約がついた。

他にも1938年の00-18をはじめ数本が
あれよあれよと言う間に売約になった。

ここらへんのギターが1本あると
今持っているギターは必要でなくなる。

だから他の全部を売り払っても
手に入れておきたいギターなのである。

ギターの場合はオリジナル(作られた時の)コンディションか
リペアされたものかで倍以上価格が違う。

1930年代のD-18のいいコンディションだと
3万ドル以下では買えなくなってきた。

いまこのギターショップには1937年の
D-18も魅力的な価格で出ている。

手持ちのギター2本手放せば?なんて
考えが浮かんだり消えたりしているこの2〜3日でした。
し

佐賀 白石産のれんこんを頂いた。
ウクレレの生徒さん Aさんから。

そこにいた他と生徒さん2人と
3等分して分けた。

白石はれんこんの産地で
スーパーなどでも白石産が多いようだ。

てんぷら、煮物、きんぴら、すべてにおいしい。
最近とくに好きになってきた。

このれんこん(地下の茎)の花がハスの花。
泥の中から伸びた茎の上に美しい花が咲く。

仏教ではこのれんこんとハスの花の対比が
取り上げられる。

極楽浄土にはハスの花があると考えられているし
お釈迦様も花の上にすわっている。

ドロドロしたこの世の次には
真っ白なハスの花の世界が待っているという。

ウクレレのAさんはもう70歳を超えている。
60の手習いが笑われてしまう。

いくつになってもチャレンジする
その気持ちがとても嬉しい。
ド

盲目のギター弾き ドック ワトソン。
最初に衝撃を受けたギタープレイヤー。

今でこそDVDや映像、資料があるが
当時はどうやって弾いているのかわからなかった。

きのう、マンプレでのバンジョー教室のあとに
1人のお客さんがドックワトソンに感心があるという。

まあ、物好きな人もいるな-失礼-と思いながらも
こちらもそうなのでいろいろ話やら、ギターの弾き合いやら。

マンプレに来るお客さんだと、やっぱり確率が高い。
昔、脇目でみながら出来なかった事を始めたいと思う。

仕事を辞めたとたんにぽっかり穴があいたり
やり残した青春をもう一度チャレンジしてみる。

楽器を始める人は圧倒的にそういう人が多い。
子供ばっかりに教育して、自分は何も出来ない。

そう思いついた時に始められる。
自分の人生なんだと。

しりあいのアメリカ人、Tクンもギターを習いたいという。
キッチリしたチャーチリックがどうしてもやりたいという。

そのキモチがうれしいし、とても大事だと思う。
初めての方もいるし、ベテランもいる。

でも自分に足りない所は自分が一番知っている。


ち

筑紫野市のイオンで明日、ワタクシのデモ演がある。
1時半と3時の2回。

ウクレレとバンジョーとギターとフィドルを
教えていて、声がかかった。

他のヴォーカル教室のお手伝い(バイオリンで)も
しながら、いっちょうブルーグラスをやろうかと思っている。

フィドルとかバンジョーとか始めたい人がいるのは
とても嬉しい。

バイオリンだったらちょっとハイソ(死語?)で
とっつきにくい所がある。

基本はキッチリしないといけないが
ハモったり、合奏したりがあるのがコアラレッスン。

バイオリンの初歩からキラキラ星がハモれるのは
ちょっと感動すると思う。

バンジョーもギターもソロ、バッキングを交代してやったり
弾きながら歌ったりハモったりが楽しくてたまらない。

明日はクリスマスイブでたぶん人手もおおかろう。
その中から新しく始めたい人が出てくれるといいなぁ。


い

マーチンD-28が1本送ってきた。
やった〜、ってそんなこたないか。

我々のバンド、バックインビジネスの
マンドリンプレイヤー今井さんが送ってきた。

お歳暮にしては豪華である。(違う違う)

とてもキレイなギター
1979年製だから30歳。

どうしてわかるかというと
マーチンのギターには全て製造番号がふってある。

1833年創業のマーチンが製番を付け出したのは
1898年から。

とうぜんそれ以前のギターもつくられていたわけだが
1898年のラストナンバーが#8348番。

以来100万本以上のマーチンがつくられた。
送(贈?)られてきたのは#415794番

弦高が低くセットされていてとても弾きやすい。
そのわりに音量もありいいギターである。

12フレットの弦高が2.1〜2ミリ。-6弦側-
ネックもまっすぐでビビリも無い。

ありがとう、今井さん(ちがうちがう)

横、裏板はインディアンローズウッド。
表はシトカスプルースか?

指板は黒檀でネックもきれいな
マホガニーを使っている。

全ての材料がいいものばかりで
さすがにマーチンの面目躍如というところ。

コ

コストコへ久々行った。

コストコは会員制の倉庫型ショッピングセンター。
家の近くなので出来た時にメンバーになったが、最近は足が遠のいていた。

パックの量が多いのでかえって不経済なときもある。
それをたびたび経験していたのも理由のひとつ。

プロの料理人や小売店の人も利用していて
でかいカート3つ4ついっぺんに買っている。

長3型封筒を買いにいった。
500枚で880円。1枚当たり1円80線。

100均でも10枚で105円 10円/1枚なので
いかに安いかが分かる。

500枚も買って何するの?といわれそうだが
それはヒミツ。

いったらさすがにキョロキョロしてしまう。
なんでも大袋なのでたべきれないとあきらめる所だが...。

ポテトチップスを買ってしまった。
約1キロ(907g)入りで498円だったか。

写真ではそう見えないが
お米の10キロの袋より大きい。

Krinkle cutとなっているが辞書には載っていない。
メーカーの造語かな?

アイリッシュパブ、ハーフペニーででる
ポテチといっしょのもの。

ぽてち、うずまき、おさら、ぎたーと
狭い世界でクリンクルしているワタクシでした。

マ

きのうの続き。
きのうの000-18の原型がこのOM-18.

1931年に251本作られたうちの1本。
日本でいうと昭和6年か。

ギターの市場では、プリウォーといって
第2次世界大戦以前の楽器が特に重宝される。

作られて80年近く経つので、なかには火事や竜巻などの
災害にあってなくなってしまったものも多いだろう。

昔の物は骨董に限らず、よく残ってくれたなぁという
気持ちがある。

だからこそそういう物に価値があったり
愛着をもつひとが多いのだろう。

きのうの000-18は約20万円だが
このOM-18は170万円。

トーンポエムというアルバムの中で
ブルーグラスギターの第一人者トニーライスが実際に使って録音した楽器。

このアルバムはそこらのいい音のする楽器を集めて
作られた”鳴き合わせ”のレコード。

そうそうたる名器にまじって、このOM-18が
使われた。

よだれがでかかっている1本である。
000

マーチンの000(トリプルオゥ)というギターは
ちょっとちいさめのギター。

小さいので音量も小さめ。
ただ音のバランスがいい。

レコーディングなどでは大型のDタイプより
この000がよく使われているようだ。

最近では、エリッククラプトンが
アンプラグドなどで使っていた。

000-28ECというクラプトンモデルが
人気になったりしていた。

これも1930年代のものになると
目の玉が飛び出すほど高価になる。

特に1929年から1934年までの5年間しか
作られなかったギターは垂涎のまと。

OM(オーケストラモデル)という000の
前身のモデルで弦の長さが15ミリほど長い。

したがって音量が大きくなる。
ワタクシがねらっているギターでもある。

さて写真は1968年製の000-18。
2,500ドルから1899ドルに値下げしてくれている。

シリアルナンバー230550
指板とブリッジはたぶんハカランダ。

なので輸入手続きにひと手間かかる。
こういう小さい部品であっても許可がいる。

でも1960年代の丸いヘッドをしている。
まぎれもなく40年前のマーチンである。
ギ

昨日のJ-200の続き。

ネックそりの修理、費用、方法の事で友人の
カミギシ君にたずねた。

彼はマーチンのリペアブックにも顔を出している
腕の良いルシア、リペアマンである。

直す事が可能であり、また費用も想定以下だったので
これはいいぞと思って、ひとりニヤニヤしていた。

取っておいてもらうべく店に電話する。


あのぅ1957年のJ-200ですが、年代はどうして確認したんですかぁ?
店員さん
ああ、あれはリイシューですよ、1998年製のね。

ええっ?リ、リ、リイシュー?

という次第。
リイシュー(再生産)があることを知らなかったのである。

本物のビンテージギターが少ないので
メーカーは盛んに復刻版を作っている。

まさにガビ〜ンだった。
どこかに転売してひともうけしようというタクラミはついえた。

あさはかなワタクシだったのである。
ギ

きのうの続き。

マーチンのクラシックギターの横に
ギブソンのJ-200があった。1957年。

このJ-200というギターはとても大きく
トップ モデルである。

1957年製のアメリカでの相場は
6,000ドル〜15000ドルくらいか?

それが超安値で”放置”されていた。
ただネックがグニャグニャに曲がっている。

曲がっているから安いのであろうが
ちょっと食指が動く。

このギターを使っていたミュージシャンは
エミールゥハリスとかジムメッシーナとか。

日本人の体にはやや大きい。
女性には特に大きいかもしれない。

カントリーシンガーなんかには
もってこいのギターじゃないだろうか?

マ

マーチンのクラシックギターが
売りに出ていた。1954年製。

大名の金太郎さんから電話をもらって
確認しに行った次第。

表はスプルース、裏は板目のハカランダ。
55年前のマーチンはさすがの音をしている。

レスポンスのよさとマーチン風な音質。
ついつい弾いてしまいそうなギター。

ただ惜しい事にネックが反っている。
ハイポジションが弾きにくい。

価格が安いのでググッときそうになるが
ネック反りが高くつきそう。

一度70年のD-18を修理に出した時と同じで
10万円コースになると思われる。

クラックも表板、横板にあり
未修理の状態、そのままでも大丈夫な気はするが、、。

他に000-18の新しいのを展示していたが
比較自体が無理があるけど、古い方が断然いい。

以前の持ち主もネックで手放したのじゃなかろうか?
ちょい弾きにくいわ、修理は高く付くわの板挟み。

ネックさえよければ即、買い なんだけどね。

や

2日前にワタクシの究極のギターのことを書いた。
するとそれが本に載っていると知らせて頂いた。

OOO/OM-28が2本載っていて
左のギターは確かに昔弾いたモンスターである。

この小さいボディからは信じられないほどの
パンチのあるぶっとい音が出てくる。

マーチンに関して言えば、60年代はもとより
50年代、40年代のギターでも30年代にはかなわない。

一緒に弾き合わせをした、D-45、D-28(52年)D-18(70年)
ギャラガ-などは、全くかすんでいたのです。

D-45もいいギターだし、52年のD-28もワタクシのD-18より
はるかに大きい音をしていた。ギャラガーもよかった。

けど4人で弾いていてOOO/OM-28の音しか聞こえない。
その持ち主がマック保田さん。

そのギターが本に載ってるよと教えてくれたのが
大名の焼酎、フォークバーの金太郎さん。

マック保田さんはいろいろ本を出していて
ビンテージの楽器たちが載っている。

金太郎さんの店に行くと、色んな本や資料が
あちこちから出てくる、ドラえもんのポケットだ。

35年ぶりに懐かし、あこがれのギターに
対面できた。ありがとね、金太郎さん。
om

マーチンOM-28 1930年製

このギターこそがワタクシの究極のギター
最初にヴィンテージを弾いて以来のあこがれ。

弾いたのは1934年の000-28だったが
スケール(弦長)がOMと同じ長さ。

弦長が長い方が大きい音がする。
OMはOOO(トリプルオゥ)より長い。

日米のコレクター間で有名なマック保田さんが持ってきてたのが
1934年の000/OM-28.

そのギターを弾いて以来
あこがれのマトとなっている。

大借金をすれば買えるかもしれない。
でも手に入らないままのほうがシアワセな気がする。

骨董でも書画でも恋人でも
欲しい欲しいと思っているときが幸せ。

手に入れてしまったら押し入れにしまいっぱなし。
箱に入れっぱなしで見ていない という話も良く聞く。

期待の方が大きすぎて身近にくると
ちょっと落胆してしまうこともある。

想像の世界で遊んでる方が
良かったりする。



00

1936年製 00-18

1930年代のマーチンは弾いてみないと
その感動が伝わらない。

いくら言葉で鳴る、鳴るといっても
実際に弾いて経験しないと分からない。

弦に触れたくらいでさえ、はじけるような
反応があり、ギター全体がうなっているかのようである。

小さいボディからさえも
信じられない音が飛び出してくる。

数台のギターと一緒に弾きあわせても
この1本がずばぬけているのがわかるというのが30年代。

説明文を以下に。

アディロンダックスプルース、スキャロップブレーシング、
スティールTバーロッド期のプリウォーOO-18。
激鳴りの36年製!!
かなり弾き込まれたギターで、ネック裏の大部分が塗装が剥がれているが、
ネックを握った時のグリップ感、弾き心地の良さは抜群。

トップにピックウェアー、センターシームクラックの修理痕、
サイドにはタッチアップ、オーバーコートされた痕がある。
キズは多めだが、ビンテージ品らしい風格が素晴らしいギター。
ネックは調整済みで、ネック角度も適正。
弦高も低く非常に弾きやすくセットされている(フレットも十分残っている)。

ナット幅44mm、Vシェイプネック。
オリジナルスキャロップブレーシング、オリジナルメイプルブリッジプレート仕様。

サウンドはゴールデン・エラー期らしい音の太さと深みがあり、
70年以上経過した経年変化による枯れたサウンドが゜何とも魅力的。
音のハリ、艶があり、レスポンスも抜群!!
とにかく良く鳴るギターなので、
プレイヤー指向の方には絶対お薦めのギター!!

とある。






クラ

クラシックギター
ナイロン弦の張ってあるギター。

ピックで弾くギターは鉄線がはってある。
クラギは弦がやわらかく、指で弾く事がおおい。

クラシックギターの有名ブランドも又あって
ラミレスなどが良いとされている。

マーチンもクラギを作っていて
森山良子さんなんかが使っている。

ただクラシックギター弾きは
マーチンをほとんど使わない。

そのジャンル毎の使う楽器というのが少なからずあって
なかなか他の楽器を使いたがらない。

その世界の頂点のミュージシャンが使っているものを
使いたいと言うあこがれもあると思う。

またその楽器じゃないとその音楽の音に
なりにくいという要素もある。

マーチンクラシックギターもそういう意味では
陽の目を見ていない気がする。

この00-28Gは1959年製。
もちろん横、裏板はハカランダが使われている。

同じ年代のDタイプであれば10,000ドルするが
このギターは4,000ドル。

ヘッドストックの裏にマーチンロゴが入っている。




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takamasaguitar
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男性
自己紹介:
ギター歴43年
フィドル歴37年
マンドリン歴37年
バンジョー歴37年
ゴルフ、海外旅行、英語も好き

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