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名

シャコンヌの展示会に行ってきた。
2年ぶりかな。

社長の窪田さんの講演が聞けた。
ストラディバリの秘密、共鳴のこと、ニスのこと。

いつもたいへん面白い話で、長い事名器を修理してきた
経験に基づいての話は、驚きの連続である。

共鳴の事は以前聞いていたが、ニスも今回完成して
塗られていたので、試し弾きできた。

ストラディ以後の制作家が、だんだん本物からずれてきて
イタリアのモダン、新作バイオリンはあまり鳴らない。

シャコンヌのアイデアは本場をもしのぎ
かのモラッシーの息子たちも教えを請いにきたらしい。

それほどシャコンヌ製はストラディバリウスに肉薄していた。
弾いてビックリした。音はやわらかく遠くまで届く。

科学的な波形でもストラディと全く同じ。
こういうことは他のバイオリンではあり得ない。

古いいい音のするバイオリンも弾く事ができた。
グァルネリ デリ ジェス、ベルゴンツィ、ガスパロ ダ サロ。

ガスパロ ダ サロは1600年頃の制作家で
アマティと共に、バイオリンを最初に完成させた一人。

3本ともスバラシイいい音で、ゆったり柔らかく鳴っている。
写真はベルゴンツィを弾いている。

それらと比べて遜色がないできばえのシャコンヌ。
G線 D線はシャコンヌの勝ち。高域は年数勝負なのでオールドがやや勝ち。

ということで、また目を開かされた1日でした。
本当にいいバイオリンが出来ていた。
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コメント
病気が
再発しませんでしたか?。
【2010/05/17 12:05】 NAME[だいざえもん] WEBLINK[] EDIT[]
慢性ですからね
この病気は。
【2010/05/17 16:00】 NAME[コアラ] WEBLINK[] EDIT[]


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