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ヴァ

久しぶりに図書館へ行った。
借りたい本があった。

図書館はいい。
椅子や机、空調完備で静かである。

仕事を譲ってからしばらくはずいぶん通った。
いろんな図書館が近くにあり重宝する。

きのうは久山町のレスポアールという施設。
とても落ち着く雰囲気で人が少ない。

ある写真集を借りたかったのだが
貸し出しできない(館内利用のみ)本だった。

やむなく、でもないが別のをお借りした。
1 VOCAL(ヴォーカル)
2 古文書 はじめの一歩
3 文楽入門
4 デザイン素材集 生物のシルエット
5 ヴァイオリンの名器と名曲 の5冊。

デザインとヴァイオリンはCD付きなので
便利である。

ヴァイオリンは名器の鳴き比べの要素もあり
楽器の写真、歴史、エピソードなどが載っている。

脈絡がない借り方だが
音楽と古典/デザインの分野。

ヴォーカルの内容も
目からウロコ的なことも書いてある。

本読むって本当に勉強になるなぁ。
知らない事だらけだもんね。




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法

実家の兄がいろんな楽器を集めて?いる。
そのなかの1コーナー。

押し入れのなかにぶら下がっているのは
名前も知らない楽器が多い。

ウクレレ、マンドリン、三線などや
馬頭琴やバラライカくらいまではなんとか。

12弦のミニギターもどきや、シタールのようなもの、
竹筒みたいなもの、名前はあるが覚えられない。

ここは弦楽器のコーナーだが
古楽器(笛、笙、ひちりき、尺八など)もある。

打楽器は別々に置いてあって
皮に書かれた模様なども面白い。

血はアラソエヌ。

バラライカ(写真で右側の三角の楽器)には
ちょっと思い出がある。

昔、ふじ丸という船で香港に行った時に
バラライカの人と知り合いになった。

そのKさんは東京タワーの近くでロシア料理店を
やっていると言っていた。

そこでサービスで演奏していると言う事だったが
旅の間、一緒に演奏して遊んだ。

日曜はダメよ、などの昔の曲ばっかりだったが
今でも口元に昇ってくる。

かれはトランプのブリッジの選手、指導者でもあった。
Kさん、元気かなぁ?
ほ

きのうはクラシックの練習日。
モーツァルトのフルート協奏曲のニ長調1〜3番。

フルート協奏曲は4つのキー
ニ長調,ト長調,ハ長調,イ長調でできている。

それぞれにテンポ、曲想のちがう小品3〜4曲があり
10曲?より多い数でセットになっている。

他のキーはだいたい出来て
ニ長調の練習を終えれば全曲弾ける事になる。

モーツァルトって簡単そうに聞こえるが
けっこうムツカシイ指使いも必要。

フルートも速いパッセージでのタンギング
しかもスタッカーでの指示があるのでムズい。

トータルでの演奏時間は2時間弱くらいだろうか?
けっこう長い。

だいたい輪郭ができてきたのでよかったなと思っている。

そのフルートのTさんからホタテを頂いた。
かなりデカい。

殻付きはあんまりお目にかからないので
寒い所からきたのかな〜?なんて想像しながら頂いた。

部屋中に潮の香りがただよって
港町で食べてる気がした。ごちそうさまでした。


し

最初見たときはアンズかトマトの
干したものみたいに見えた。

四川とうがらし である。
種が入っているのでかなり辛い。

あんじぇろという居酒屋で出てくる。
アジア風居酒屋、薬院の方の店。

きのうはケルツでのウクレレ、ギターレッスン。
Rシェンシェが途中で来てくれた。

レッスン後にギター2本でフラットピッキングで遊ぶ。
アラバマジュビリーやビューモントラグ。

スーパーマリオのテーマソングも
練習する。

メロディが3つに分かれていて
それぞれリズムが異なる。

シンコペーション、3連符がひんぱんにでてくるので
やっていて楽しいし合ったら気持ちがいい。

黒ビールのみながら、ギターのデュオ。
楽しい楽しい。

そのあとくだんの居酒屋へ移動してまた飲む。
アメニモマケズ、カゼニモマケズ。


は

花束を頂いた。
めったにないのでとても嬉しい。

おとついのピアノ発表会でのフィドル演奏のあとで
ステージ上で若いお嬢さんたちから手渡された。

演奏よりシャベリが多かったような気がするが
ありがとうございます。

加えて、Oさんからは焼酎も頂いた。
バレンタインのチョコの代わりって言って。

よっぽど酒飲みと思われてるんだろうなぁ。
すぐ酔っぱらっちゃいますけどね。

いただいたお花を家の玄関や洗面所に飾っていたら、
ドアを開けた瞬間にいい香りが飛び込んで来た。

きのうはかんとうかんでのウクレレレッスンだった。
見学がひとり見えられて次回から来たい由。

香椎のNさんもわざわざ来るという事で
にぎやかになって来た。

ちょうど年代が一緒の人達で
けっこう和気あいあいのムードである。

でも、女性はえらいなあ。
すぐ打ち解ける事が出来る。

オトコはそういう面で
いま一歩オンナに負けている。



ピ

ソロでフィドルを弾いた。
春日市ふれあい文化センターホール。

フィドル教室のOさんの娘さんの
ピアノ教室の発表会。

プログラムでは2曲、
ジョンライアンズポルカとオレンジブロッサムスペシャル。

1部の最後のゲスト演奏ということだった。
やっぱりステージは気持ちがいい。

30人ほどの出演者の家族や友人が来ていて
100人くらいの聴衆だろうか。

一人の方がステージのそでで
手を叩いてフィドルを盛り上げて下さる。

それまでシーンとして聞いていた会場が
おかげでずいぶん柔らかくなる。

でも、さすがにピアノ弾きだね。
手拍子のリズムがとても正確。

メトロノーム相手に演奏しているような
感じでした。


か

ことし初めてのカキを食べた。
糸島産のカキ。

娘が友人と糸島に焼きガキを食べにいった際に
買って来てくれたもの。

さっそくレンジでチン。
潮の香りがしてとても柔らかくて美味しい。

カキは海のミルクとも呼ばれるようで
栄養分がゆたかとのこと。食べ過ぎは良くないけどね。

カキ焼きの屋台や店が出て来て
20数年になる。

もともと網の上で炭で焼いて出す所はあったと思うが
佐賀の鹿島から諫早に向かう有明海沿いに多くあった。

カキ焼き街道と呼ばれ
大勢の観光客や一般の人でにぎわっている。

小長井という町があり
ここは私の母が育ったところ。

小さい頃この家でよく貝柱を焼いて
食べさせてもらった事を覚えている。

火鉢の大きいのがありその上にまたがって
焼けるのを待っていた。

その記憶だけが鮮明に残っている。
当時から食いしん坊だったんだなぁ。

有明海はタイラギ、ムツゴロウ、クッゾコ(舌ビラメ)など
珍味が豊富。

福岡の糸島にもカキ焼きがたくさんあるようだ。
イカや魚介類の刺身なども食べられる。

カキはシーズンが3月中くらい。
食べたい時には終わっていることが多い。

炭火で網の上で焼けるのを待つ時間もたのしい。
地べたの上で食べるのがまたたまらない。





し

焼酎を飲むのにおいしいコップ。
有田焼である。

写真では分かりづらいが、飲み口の方が
すぼまっていて、香りがとじこめられる。

口を付けたときに、焼酎のかおりが
プーンときて、よりおいしく飲む事ができる。

白濁に染め付けというのが有田焼のイメージだが
これは全く違った色づけの容器。

茶色に金をほどこした感じで高級感がある、
ひっくり返して高台をみると、有田磁器の肌色が見える。

窯元の銘も見えるが何と書いてあるか分からない。
有田の焼き物の関係者ならすぐ分かるけどね。

バンドで有田に”遠征”した時に
兄がくれたもの。

バンドの全員がたぶんまだ持っているんじゃないかな?
焼酎はかならずこのグラスで飲んでいる。

このときは確か小学校の生徒たちのまえで
ブルーグラスを演奏した。

初めてみるバンジョーやマンドリンに
子供たちの目がキラキラしていた。

田舎の子供たちは好奇心旺盛で
冷めた所がないのでとても清々しい。

楽器をさわらせてあげると喜ぶ、喜ぶ。
バンジョーなんかさわる機会、ないものね。

バンドのRシェンシェ(右のリンク)のブログで
とりあげてくれていた。ありがとね。


ご

有田でしか作られない”ごどうふ”

ペロリンとした舌触りで
ツルッと口の中でとけてしまう。

作っている所は3軒ほどあるらしいが
久保田豆腐のごどうふがイチバン。

ここで買ったのを持ち帰るのが一番おいしい。
他に売っている所もあるが私にはいまいちである。

ごま醤油を作ってかけて食べる。
ちょっと甘めのものが好きである。

このごどうふといい、焼き物の絵付けのゴスといい
どうして”ご”がつくのかな?と思っていた。

ゴスは呉須と書くがごどうふも呉豆腐なのだろうか?
中国の春秋三国時代の魏、呉、蜀の呉だろうか?

有田焼き物の祖、李参平が朝鮮から来た時に
同時にゴスもごどうふももたらされたのだろうか、と思っていた。

ごどうふは長崎の中国人から近年教わったものとの言い伝えあり。
ゴスももともと中国の染め付けの材料。

ということは、呉ナントカは中国からのものをさすのだろうか。
てなことを考えながら、ごどうふを食べた。

この味を知っていて良かったなぁと思う。
ぜひ一度おためしあれ。






い

昨日は有田行き。
高速、武雄で降りて井手ちゃんぽん本店へ行って来た。

2時前だったが10人ほどが並んでいて
においと熱気が外まで溢れ出ている。

ふつーのちゃんぽんを注文する。
全体量が多めで山盛り状態。

以前バンドのメンバーと伊万里の井手ちゃんぽんに行った時
皆、大盛りをたのんで、必死で食べ終えた記憶がある。

今回は並で”油多め”もなし。
それでもけっこうなボリューム。

スープが少し甘めで砂糖を入れているのだろうか?
味付けもけっこう濃い。

佐賀、長崎は甘めの味付けが好まれる。
甘いと”ごちそう”という感覚がある気がする。

シュガーロードの名残と思うが
甘くない卵焼きなど卵焼きではない。

有田鳥というブランドの鶏肉も全国区になっていて
カラアゲドンドンというお店で揚げたてのチキンも食べてみた。

テレビでもよく紹介されている。
臭いが無く、とてもおいしい、しかも安い。

次から次からお客がやってくる。
福岡にお店を開いたら繁盛するんじゃないかな?

あと、ごどうふ。
有田にしか売っていない。これがまたウマイ。

法事の後のお伽では大村寿司。
これもまたウマいんだ〜。

とてもカロリー高めの
一日でしたとさ。


か

昨日の続き。

呼子でイカを食べるとなると
河田郎に行く人が多い。

値段が少し安いのでお得である。
ただ客が多いので、扱いがぞんざいな気も少しする。

建物が建て替わっていた。
二階の席から見晴らしがいい。

そのうち一人の老人が出て来て
エサを撒き始めると、見る間に鳥たちが集まってくる。

とんび、カラス、うみねこ。
200羽以上はゆうに来た。

最初は放り投げたパンくずをトンビが空中でキャッチ。
エサの争奪戦が始まった。

さすがにとんびが強く、カラスは近寄れない。
とんび同士が空中で衝突する。

そのうち、てんかすのようなものをまくと
地面に降りて来ての食い合いとなる。

とんびが地面でエサを食うのを初めて見た。
ウミネコ用にはちゃんと海の中にまいてある。

この老人はここの支配人。
姿を見せただけで鳥が集まってくる。

この人は鳥が当てにしてくれるのを
楽しみにしているであろう。

ほんのささやかな楽しみが
人生の張り、満足感につながっていくのだろうなぁ。




なな

唐津に一泊で行って来た。

宿は唐津シーサイドホテル。
食事がおいしいホテルでちょっと有名。

ランチに福岡からわざわざ出かける人も
何人か知っている。

シーズンオフの平日で客は少ない。
おかげでいい部屋だったし風呂も独占状態。

夕食は伊勢エビのお好み料理が選べるプランで
天ぷらで注文した。お酒の進み方が早い早い。

朝は和洋のバイキング、お好みの刺身で茶漬けもでき
目前でやいてくれるステーキやメニュー数多く、満喫した。

ここは一泊+朝食というスタイルになっていて6,000円
夕食のコースが選べるようになっている。

ホテルを出て唐津城の中を見る。
鎧、刀剣、古文書、焼き物などの展示物も多い。

唐津に来たら呼子まで足を伸ばさないともったいない。
呼子はイカがおいしく名物である。

呼子大橋を渡ると加部島だ。
島の反対側に牧場がある。春はとても美しい。

イカ料理の河田郎で昼食のあとは、七ツ釜に向かう。
今回は断崖の上から見る。

船で行くコースもあり
見上げてみる洞窟の様子も圧巻である。

四角い石の柱がまとまって突き出している。
デザイン的にもとても美しい。

火山が噴火したときの溶岩が固まる時に
こういう柱のような形になるらしい。

唐津には他に名護屋城址や波戸岬もあり
一日の遊ぶコースにちょうど良い。



u

歌を歌えるようになりたい という要望が多い。
上手に歌えたらシアワセですものね。

ご自分でオンチとかヘタだからとか言われるが
そんなことはジェンジェンありません。

もちろん、声もいい、音程もいい、リズムもいい、ってな
人はまれで、そんな人はプロになっている。

声の部分は生まれつきの度合いが大きいが
音程とリズムは訓練次第。

ある音に合わせる事が苦手な人や
リズムがちょっとね という人は大勢いらっしゃる。

でもその部分は治るし上手にもなる。
上手になろうと思いさえすれば上手にしてあげれる。

アウフタクトと言って、弱起の曲がある。
ハッピィバースディやアメイジンググレイス。

この手の曲でリズムが分からない人も多い。
3拍子が4拍子になったりする。

でもそれもきちんと教えると分かるようになる。
音程も合わせる訓練をすると合うようになる。

絶対音感なんかなくても全然困らない。
音の違い、相対音感があればいい。

オンチはいないと信じている。
か

カルビうどん。
時々無性に食べたくなる、

カルビ家族という焼き肉屋の一品。
メニューには載っていない。

お店はトリアス(久山町)にあり
この辺ではここだけ。

このカルビうどんがまたウマい。
たまらんウマさがある。

外で食べる中では唯一
食べたいと思う逸品である。

とうがらしと肉のスープ、
少し酸っぱさがまじった絶妙な味。

3時までに注文すると、サラダとご飯が付いてくる。
そのご飯をスープのなかに放り込む。

麺とご飯がスープの中で同居する。
この食べ方は韓国で覚えた。

日本ではうどんやチャンポンなどの麺類の中に
ご飯が入っているのは想像できないが。

韓国ではさまざまなタン(湯)の中に
麺とご飯と大盛りのキムチを放り込んで食べる。

最近はそういう店をなかなか見つけられない。
みんなしゃれた店になってしまった。

カルビうどんは、スープの味がフクザツで濃いが
カルビタンのような食べ方で食べる。

数年前にメニューから消えてしまったが
たのむと気持ちよく持って来てくれる。

昨日もとてもおいしかった。
こんどは2ヶ月後かな?




オ

コアラレッスンでギター、バンジョーを
されているKさん。

こんなの、手に入ったよ と持ってこられた。
オベーションのギター。5,000円也。

だいたい10万円クラスのギターだが
5,000円はとってもお買い得。

ただマイク(ピックアップといいます)がこわれていて
それでその値段だった由。

このメーカーはギターのボディを
木ではなくグラファイトという素材で作った初めての会社。

マイクが内蔵されていて、ステージでの演奏などには
便利である。

フツーのアコースティックギターの音とはちょい違うが
これはこれでいいギターだと思う。

オベーションにはアダマスという上位機種があって
昔は100万円近くしていた。

ヘエ〜と思いながらも縁がなかったのか
一度も手元に来た事がない。

マーチンばっかり集まって来て
やや、中毒の域にいるかんじがする。

なかなか人の好みというのは変わらない。
ギブソンも来たが、どこかに行ってしまった。

Kさんはカーターファミリーの歌がお好き。
オールドカントリーもよくご存知である。

バンジョーもフォギーマウンテンブレイクダウンが
弾けるようになった。

これからもいろいろ挑戦しましょうね。Kさん。


ひゃく

生家においてある屏風、
今時、屏風のおいてある家も多くないが。

雪中松栢と書いてある。
書いたのは中林梧竹、明治天皇の書の先生だった人?

というふうに父から聞いた。
きのうはその父の23回目の命日。

この屏風の事で父(父ちゃんと呼んでいた)に聞いた事がある。
父ちゃん、栢て書いてあっばってん、何て読むと?

ウ〜ム、何やろかね〜、オレも分からん。
柏じゃなかし、わからんばい。

雪ん中に松の木やら栢の木のはえとる
風景ば書いたとやろなぁ。

と、その時の会話の風景が思い出される。
それから丸23年。

ヒトの人間としての体はなくなるが
交わした言葉や思い出はなくならない。

忘れられるという事が
一番悲しい事。

人間の死には2つあって
亡くなったときと忘れ去られた時という。

親や身内が亡くなっていくのは
避けられないもの。

少なくとも、こちらの命のある限りは
忘れることは出来ない。


こ

フィドルは場所によって独特の
弾き方がある。

フィドルもバイオリンも同じ物だが
特にクラシックに特化されたものがバイオリン。

クラシックから外れていった物が
フィドルと呼べばいいかもしれない。

世界各地で独特のメロディがあり
それをバイオリンでひいたものがナントカフィドルとなる。

とくにアイリッシュフィドルは離れかたが見事である。
弓の持つ場所、トリプレットなど。

アイルランド人はイギリスからの迫害がすごかったから
特に権威的な物を嫌うのかもしれない。

とそれ以上に、アイルランドの音楽の特徴に
合わせた弾き方が要求される。

Kさんはアイリッシュフィドラー。
基礎の再確認やブルーグラスもやりたいとの事。

ギターもレッスンさせていただいているが
フィドルはコアラ宅での個人レッスン。

弾きたい、うまくなりたいという気持ちだけで
もう80%うまくなっている、と思う。





ジュ

ジュディオングさんの版画展を見て来た。
圧倒された、のひとことである。

サイズが大きい。
大きい物で130センチ x 160センチある。

版画の黒を中心にし、赤、緑などをポイントにして
細密でスケールの大きい作品に仕上がっている。

題材は古い木造建築、料亭などが多いが
奈良の平等院も最近の作。

1975年に始めたというからもう35年の経験。
最初に彫った作品も展示されていた。

少し前に、江戸版画、北斎や広重のものの
展示会を見に行った事がある。

それらは一般庶民の楽しみ-雑誌や漫画-を目的としていて
だいたいB−4、週刊誌の見開きのサイズ。

細かい線、時代の色、刷り、などがすばらしく
版木も展示してあってそれはそれで感動した。

ただ、インスパイアというか、心を突き動かされたのは
今回の方が大きい。

ちょっと前に入場者が1万人を越えたと言っていたから
彼女の名前で来たんだろうくらいに思っていた。

しかし、とんでもない思い違い。
始めて見たスゴさに恥ずかしくなった。

さて見た人の何人が挑戦するだろう。
少なくとも版画を始めてみたい人は確実に増えた。

モチーフはどうしようか?
あれこれ考え始めている自分がいる。



リ

コアラミュージックレッスンの最年少。
リリコちゃんである。

1/4のバイオリンを使っている。
弾く前にチューニングをするが、とてもちっちゃい。

バイオリンは体の大きさに合わせなくてはナラヌ。
大きいと腕がネック、指板に届かない。

だから3〜4歳の時は、それこそ1/16や1/8の楽器が
必要になる。

洋服もそうだが、子供たちの成長ははやいので
成長にあわせてバイオリンも替えていく。

早く始めるにこしたことはないので
大きくなるまで待っていられない。

でも、よくあんな小さな指で弾くよな〜と
いつも感心して見ている。

ま、こちらが教えたのだから
弾けるのは当たり前なんだけど。

子供も(大人も)どこにどんな才能が隠れているか分からない。
それが又面白い。

自分では気づいていない才能が
たぶん、みんなのなかに眠っている。

それと出会えるかどうか?
だれが見つけて、引き出すのか。

縁もあるし運もある。
ないと思い込んでいる人のいかに多い事か。

リリコちゃん、はやく、ゆっくり上手になって
先生に教えてね。
グ

去年いただいた年賀状のカードをさがしだした。
ポーランドのグラジナさんからの。カワイイでしょ。

今、雪やコンコというタイトル(彼女がつけた)で
メールをやり取りしている。

ものすごく寒くて今週はマイナス17度、
きのう12人が凍死したらしい。

ヒエ〜ッである。
そんな寒いとこ行ったことない。

温暖化どころのハナシではなくて
気温がプラスになることが夢みたいだって。

北半球は寒いが南半球は温かい。
オーストラリアやニュージーランドは夏の終わりか?

サンタクロースもサーフィンしているし
かの地の人は雪ぞりのサンタってイメージないかもね。

そう考えると地球ってのはフシギだねぇ。
傾いて回ってたり、よく人が落っこちないね。

なんかのきっかけで回りだしたんだろうけど
よくあきもしないで何十億年も回っているなぁ?

そういえば、きのう月がでかくなった夢を見た。
映画もあったのでそれが潜在意識に入っていたのか。

映画では重力が変化して物がすべて浮いてしまったが
夢は車を運転していて 月がでっかいなぁ 位だった。

あいかわらずうさぎは見えなかったけどね。



フィ

きのうのNさんをバイオリンの世界に引っ張り込んだ
張本人!?、Hさん。

お二人とも、屈託が無く楽しいお人柄。
先にバイオリンを購入されていた。

楽器を始める時は、親から命令されて始める時と
弾きたい曲があって始める時の2つかな?

小さいときはイヤイヤながら教室に通った人も多かろう。
特に先生が厳しかったり、友達が遊んでいたり。

長じるにつれやらせてもらえて良かったなぁとも思うけれど。
小さい時にはそれが分からない。

弾きたい曲がある場合は、モチベーションの強さが手伝って
上手になろうという気持ちが強い。

逆に基礎、キホンを飛び越えてしまいがちなので
今イチのときや、それ以上伸びないことも多い。

Hさんが弾きたいのは、テレビドラマのテーマソング。
ケータイにも入っていて聞かせてもらった。

半年で弾けますよ、と少し安請け合いをしたかな?
サードポジションの練習が必要であった。

ともあれお二人は仲のよい友人同士。
二人でハモれるようにしてあげたい。

カンタンな曲でもハーモニーをつけてやれば
見違える曲にヘンシンする。

お互いに音楽のパートナーとしての
新しい関係ができる。

友達でしかも趣味が一緒、それもハーモニーを奏でる。
もう一生の喜びを手に入れたも同じじゃないかな?



ふぃ

バイオリン/フィドル教室のNさん。

お友達に誘われてしまって、バイオリンが始まった。
自分が弾くようになるとは?という心境か。

明るくて屈託の無いお嬢さんである。
指も長いしちょっとうらやましい。

吹奏楽部出身で管楽器はお手の物。
バイオリンに挑戦するきもちが嬉しい。

楽器が変わってしまうと勝手が違う。
持ち方、構え方、吹くのか、弾くのか、叩くのか。

楽譜が読めても楽器が変わってしまうと
弾く事が出来ない。

まず押さえる場所がわからないし
そもそも押さえる事が出来ない。

指はイタイし広がらないし。
だから、新しい楽器はみんな初心者。

バイオリンなんぞは左手で押さえること以上に
右手の弓使いがムツカシイ。

普段の生活の中には全くない動きが必要。
左指と右の弓使い。

Nさんのバイオリンは音と音程が良くなって来ているし
本人も実感していらっしゃる。

上達の具合を見ていられるのは
とても嬉しい。


バ

コアラのバイオリン/フィドル教室も
少しずつ増えてきている。

回数を重ねるにつれ、音がしっかりしてくる。
フシギなもんだなぁ。

小さい子たちに普通の楽器はとても大きい。
ピアノなんか大人用だもんね。

指のおおきさも本当に小さい。
細くてカワイイ指をしている。

特にバイオリンは体のサイズに合ってないとムズカシイ。
押さえる所に届かないなんて事になる。

それで小さいサイズが用意されている。
4/4, 3/4, 1/2, 1/8などなど。

大きさが半分になるのではなくて
ちゃんとしたキマリはないようだがボディの体積のよう。

小さい時からはじめると、体の成長にあわせて
買い替えなくてはならない。

うまく循環できる方法があればいいんだけどね。

Sちゃんは1/2のバイオリン。
少し大きめである。

でもとても頭が良くてカンがいい。
理解力が早い。

音もしっかりして来ているし
音程も良くなって来た。

上手になって来ているのをみると
本当によかったなぁと思う。 

カ

福岡、唐人町商店街にある甘棠館(かんとうかん)
月、2回のウクレレ教室。

今日から4人のかたが見えるようになった。
ずーっと1人,2人だったから素直に嬉しい。

最初から来て頂いてるKさんは
教則本が終わりかけている。

ウクレレさわった事がなかったのに
今では、ソロが数曲弾ける。

2番目のキャリアのNさんも、高等テクニックの
フィンガリング+ハンマリングオン、プリングオフの
組み合わせが出来るようになった。

それぞれちがった腕前の方4人のレッスンなので
同じ曲でもレベルに応じた弾き方をお教えする。

チューリップを例にとると
コード弾き、メロディ、ハモ、メロディ+4弦オープン。

メロディ+4弦オープンの弾き方は
きのう思いついた弾き方で、なかなか面白い。

簡単だけど音の量がふえて
オルゴール的になる。

そういうのをその場でやって頂くと
最初はひけないがだんだん良くなってくる。

そうすると他の曲にも応用できるかもしれないと思い
自分なりのスタイル、アドリブが出来てくる。

究極のところ、弾き方の引き出しが
いくつあるか、ということになるのかなぁ。

手品のようにいろいろな弾き方が
出来るようになればいいと思っている。

ケ

下調べせずに出かけて
休みだったことが多々ある。

きのうはジュディオングさんの版画展を見に出かけたが
休刊日との事。ガビ〜ン。

中洲、川端に出る時は東浜のユメタウンに
車を置かせてもらって、歩いていく。

約20分くらいで歩けるのでいい運動になる。
単純に往復して3km弱か。

けれどアジア美術館がしまっていて
川端商店街を櫛田神社まで歩いた。

アーケードは意外と人通りがある。
キャナルに通じているのもあるかもしれない。

仏壇屋と中洲のオネエサン用の衣装屋が目立つ。
昔ながらのお店も頑張って残っている。

真ん中くらいにラーメン家があり
今時としては超安い290円で出している。

800円とか1,000円とかラーメンが
高級品になってしまったガッカリ感を和らげてくれる。

櫛田神社にも初めて入った。
前の道路は何度も通っていたのに。

呉服町にドーナツ屋があったのを思い出して
探しながらよってみた。

ケンジー ドーナッツ。
外観がしゃれている。古い木材、鉄板の切り抜き看板。

1個だけ買ってほおばってみる。
柔らかくて甘くてうまい。

も一回買ってみたい味である。



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フィドル歴37年
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バンジョー歴37年
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