忍者ブログ
ヴィンテージギターの魅力,アコースティックギター、 コアラカンパニー フィドル、ブルーグラス、アイリッシュ。外国旅行
[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



バイオリンの生徒さんのリクエストで
レッスンで取り上げた曲です

ヘンデル作曲のメサイア
迫力ありますね〜

イエスキリストの生涯を歌った
歌詞が付けられています

ハレルヤのコーラスが始まると観客が総立ちになる
スタンディングオベイションでたたえます

これは1743年にロンドンでの演奏時
国王ジョージ2世がコーラスの途中に起立した

その名残で始まったといわれているようですが
確かではないかもしれません

コーラスを歌っている男性も女性も
歌っている本人が気持ちがよさそうです

弦楽器も管楽器もコーラスも圧倒的です
一体になった素晴らしい演奏ですね



PR


ふと北京の55日のメロディが浮かんできました
小学校ころの思い出の曲です

ミスターベースマンを思い出していたら
この曲も出てきたっていう感じです

1963年に映画化されて流行った歌で
兄たちが買ってきたレコードをよく聞きました

歌っていたのはブラザーズフォーだったんですね
知りませんでした

映画は中国の義和団の乱を描いたもの
それを押さえるアメリカ海兵隊の55日の戦い

チャールトンヘストンが主役のルイス大佐
伊丹十三さんも出演されています

日本では克美しげるさんがカバーしていて
なんとエイトマンのB面に入っているようです

エイトマン(アニメ)もよく見ていましたね
昔の曲はいつまでも覚えているものですね




バッハを弾いていたクリスシーリーのバンド
ニッケルクリークの10年前のライブです

Ode to a Butterflyというインスト(楽器だけの曲)
ファーストアルバムに入っていました

まぁコロコロうまいマンドリンを弾く人がでてきたなぁ、と
思った事でした

曲はOde to a Butterfly
ちょうちょの歌 とでもいいましょうか

Ode という単語は普通でてこないけど
Ode to〜という曲は時々あるようです

辞書には 特定の人、物に呼びかけるか
特定の出来事を祝う叙情詩 とあります

頌歌(しょうか)とありますが
それが何の事かわかりませんね

それはさておき、3人とも上手です
ギターもフィドルもうまい

フィドルはクラシックをけっこうやったような
フレーズで弾いていますね

最近、またフィドルを始めたい方が増えて
着ているようなので、ウレシイ限りです



バッハのパルティータ 3番の中の
1曲目プレリュード

最近、私はバイオリンでの練習には必ずこの曲を
弾いていたのですが

クリス シーリー Chris Thileさんも
フラットマンドリンで弾いていました

バッハの曲をたくさん弾いていて
なるほどなぁと思いました

ニッケルクリークというブルーグラス?の
バンドで断トツのテクニシャン、クリス シーリー

どこかに限界を感じるところがあったのでしょうか
バッハに触手が伸びるのは、とてもよくわかります

彼のマンドリンはパンチはないのですが
出て来る音は正確だしスピードもはやい

ミストーン(弾き損ない)もほとんどないので
驚きです

マンドリンとバイオリンは
ポジションがいっしょ

押さえるところが全く同じです
山ほどあるバイオリンの楽譜は練習にうってつけ

違うのはマンドリンはピックで弾くのに対し
バイオリンは弓で弾きます

そういう意味でいうとピック弾きより
弓で弾くのが難しい気がしますね

弓使いは特にバッハはむずかしくなります
ピックで簡単にできる事が、できないのです

弓で弾くいいところは音が伸びるところ
ピックでは伸ばす事はできません

たまにはこういうバイオリン曲も
マンドリンで練習したら、楽しいんじゃないでしょうか

新しい発見や、技術的に
とてもいいことがあると思います




動くジョージ ガーシュイン
ピアノを弾くビデオがあったんですねぇ

サッチモ&エラが歌った
let's call the whole thing offも彼の作曲

アイラとジョージガーシュイン兄弟は
いっぱいいい歌を作詞作曲しています

このI gotta rhythm も好きだし
Swanee も大好きな歌のひとつ(作詞は別の人)

ピアノをちょっと練習していた時に
これらの楽譜を手に入れて練習したことを思い出しました

Swanee スワニーもカッコいいんですけれど
左指が届かない

普通はたいてい8度(オクターブ)が殆どだけど
ガーシュインは10度を多く使っていました

ドからオクターブ上のミですからね
ときどきファもあったりして、、

このガーシュインのピアノ集のレコードも
良く聞いたものでした、なつかしい








ルイ アームストロング&エラ フィッツジェラルドの
レッツ コール ザ ホール シング オフ

最初はウキウキした2人だったけど
だんだんフツーになっていくね

キミはこれが好きだし
ボクはあっちのほうが好き

神様はぼくらの終わりを知っているけど
ぼくはいまどこらへんなのか、わからないや

この先、元にもどれないかも知れないけど
何かしなくちゃね

キミはポテイトゥが好き
ボクはポタートゥが好き

イーザーとアイザー
ニーザーとナイザー

違う物を言い合おうよ
でもそれが済んだら別れちゃうかもね

Let's Call the Whole Thing Off

Things have come to a pretty pass
Our romance is growing flat,
For you like this and the other
While I go for this and that,
Goodness knows what the end will be
Oh I don't know where I'm at
It looks as if we two will never be one
Something must be done:
You say either and I say either,
You say neither and I say neither
Either, either
Neither, neither
Let's call the whole thing off.

You like potato and I like potahto
You like tomato and I like tomahto
Potato, potahto,
Tomato, tomahto.
Let's call the whole thing of
But oh, if we call the whole thing off
Then we must part
and oh, if we ever part, then that might break my heart

So if you like pyjamas
and I like pyjahmas,
I'll wear pyjamas
and give up pyajahmas
for we know we need each other so
we better call the whole thing off
let's call the whole thing off.

You say laughter and I say larfter
You say after and I say arfter
Laughter, larfter
after arfter
Let's call the whole thing off,
You like vanilla and I say vanella
you saspiralla, and I saspirella
vanilla vanella
chocolate strawberry
let's call the whole thing of
but oh if we call the whole thing of
then we must part
and oh, if we ever part,
then that might break my heart

So if you go for oysters
and I go for ersters
I'll order oysters
and cancel the ersters
for we know we need each other
we better call the calling off off,
let's call the whole thing off.

I say father, and you say pater,
I saw mother and you say mater
Pater, mater
Uncle, auntie
let's call the whole thing off.

I like bananas and you like banahnahs
I say Havana and I get Havahnah
Bananas, banahnahs
Havana, Havahnah
Go your way, I'll go mine

So if I go for scallops
and you go for lobsters,
So all right no contest
we'll order lobseter
For we know we need each other
we better call the calling off off,
let's call the whole thing off.


サッチモことルイ アームストロング
ミルスブラザーズとは違う趣のベイズンストリートブルースです

トランペットを吹くときのほおっぺたを
ぷう〜とふくらませて吹くのがステキですね

トランペットも上手ですけれど
歌が最高にいいです

この人の歌ほど聞けば忘れられないというのも
少ないんじゃないでしょうか

特に有名なのは
WHAT A WONDERFUL WORLD ワラ ワンダフル ワールドでしょう

唯一持っているのは
エラフィッツジェラルドとの競演盤

3枚組みのレコードなのですが
いい曲ばっかりでたまりません

同じ物での発音の違いを歌った
Let's call the whole thing offは特にお気に入りです

トマトとトゥメイトゥ
ポテトとポティトゥなどと言い合います

レコードプレイヤーを昔処分して
しまったので聞けないのが残念ですが





ブルーインパルスを見ない?と
誘われたので行ってきました

北九州に近い芦屋基地から
飛び立ちます

友人の家の2階のテラスから見えるので
ラクチンでした

昨日もリハーサルをやっていて
晴天だったのもあって、良かったらしいです

あいにく今日は冬の曇り空
すぐ雲の中にかくれてしまいます

雲がなければ急上昇したり、ハートや
星の形を作ったり、いろいろできるらしいのですが

今日は雲の下だけでの動きしか見えません
ちょっと残念だったけど楽しめました

よくぶつからないで飛べますよね
神経すりへるだろうなぁ
ス

飯塚の友人夫婦、背戸さんのお店に
遊びに行きました

新しく買った薪ストーブの火を
入れるのが口実

C.Cセトというアウトドアを
指南するお店をやっています

山歩きや野遊びを仕事にしている
夢みたいな生活です

ストーブは北欧のスウェーデンかノルウェーのもので
どっしりしていてとても温かいです

大切なのは煙突のほうらしく
煙突がいい加減だと、良くないみたい

一酸化炭素中毒やすすがでてしまって
部屋の中に入ってきたら大変ですものね

五目御飯や豚汁やピロシキをつくって
もてなしていただきました

大分の風の丘でブルーグラスフェスを
やっていたときのログハウス

カメさんのログハウスなのですが
背戸さんも関わっていたとのこと

いろんなところに縁があるなーって
ちょっと驚きでしたよ


ノラ ジョーンズのDon't know why
最初、彼女はブラックピープルだと思っていました

しぶい声で歌うジャズシンガーが
出てきたなぁと思っていたのです

ジャズ聞く事自体が最近では
ちょっと珍しくなってきている上に

女性のボーカルで
黒人っぽいいい声で歌っている

てっきりそうだと思っていたので
白人女性と知った時にはちょっと驚きました

ジャズだけでなくポピュラーのスタンダード
もちろんオリジナル曲もあります

ジョニーキャッシュの追悼では
カントリーソングも歌っています



太い声で静かに歌っています
これを聞くと歌が最高の楽器だなと思いますね


ミルスブラザーズが歌うベイズンストリートブルース
このビデオはたぶん2回目の登場ですが

ジャズの話になってくると
この曲が必ずでてきてしょうがない

と、それほど好きなのでしょうね
このベイズンストリートブルースが

好きというより心にしみこんでいる感じかな?
特にミルスブラザーズがいい

古いアメリカ南部にはバーバーコーラスという
男性の四重唱団がありました

文字通り床屋のコーラスグループということですが
ミルスブラザーズもその中のトップでした

あたたかいボーカルのハーモニーと
楽器の模写がいいですね

トランペット、トロンボーンのハモリ
なんともいえないいい味をだしています

カウントベイシー楽団との競演のレコードは
つい2枚買ってしまいました

1枚目がすりきれそうになったので
予備のつもりもありました

ま、それほどタマラン音楽を
残してくれています
ひ

英彦山の紅葉を見に行きました
飯塚、田川を経由して福岡から2時間ちょっと

今朝の新聞に載っていたのは
今年は色ずく前に落葉している という事でした

途中で温かい日があるとあまり良くなく
ことしは全体的にそのような気温らしいです

豊前坊という場所で撮った写真ですが
普段はもっとあでやかでうつくしいらしい

けれどこれでもけっこうキレイで
ちょっとさわやかな思いができました



オスカーピーターソントリオの
自由への讃歌 Hymn to Freedomです

これが弾きたくて一時期練習していました
ピーターソンのレコードをたくさん買ったのもこの曲のおかげかな?

ナイトトレイン Night Train というアルバムの
最後に入っていた曲

心が洗われるような美しいメロディの
テーマから入ってきます

ベースはレイ ブラウン ドラムはエド シグペン
これは1964年のデンマークでのライブのようです

ちょうどオーディオに興味が出てきたときで
自作のスピーカーボックスやアンプキットを組んでいました

アルティックのスピーカーをバイト代で買って
このレコードばっかり聞いていたのを思い出します

このピアノのアドリブはレコードに入っているのと
ちょっと違いますが、これも若いピーターソンを感じられます

カナダが生んだ偉大なピアニストですね



おとついのライクーダーのアルバム
パラダイス&ランチ

その中に入っている曲、ディディワァディディ
一緒に聞こえてくるピアノが彼、アール ハインズ

ゴキゲンなピアノを弾いてくれますね
ついついレコードも買ってしまっていました

お父さんはコルネット吹き
お母さんはオルガン弾きという家庭で育ちます

小さいときからクラシックのピアノを習い
11歳の時には教会でオルガンも弾き始めています

劇場や公園で聞いた音楽は
後あとになっても再現して演奏できたようです

とても良い記憶力と
とても良い耳を持っていた、とあります

21歳の時にルイ アームストロングと出会い
以降、しばらく音楽を共にしています

日本にも1968年に来ています
そのときは全く知識の他でしたけれど

独特のリズムを打ち出すピアノ
たくさんのプレイヤーが影響を受けたと思います




su

東京の支店チョさん
欲しい欲しいギター

ステラ(Stella) グランドコンサート
1920年代モノ

ボディとネックの材料は
ハワイ産のすばらしいコアの木

黒檀の指板にはヴァイン(ぶどう)のつるの
インレイ

ピックガードは鼈甲の上に
アバロンで作られた模様を貼ってあります

いや〜スラバシー
メーカーの意気込みが伝わってきます

オスカーシュミットという楽器製作の会社の
一つのリキが入った商品です

オートハープという大正琴みたいな楽器が有名で
一時、日本でもけっこう見かけました

楽器屋がないアメリカ南部や
アパラチアンの家具屋や乾物屋が取り扱っていました

カントリーやブルースのシンガーは
町から遠くはなれて済んでいた為、とても助かったようです

このステラのことは私もしらなくて
支店チョさんから教えてもらいました

This is the fullest sounding koa-topped guitar that I can remember hearing.と売った人も感想を述べています

たまらん音がしていたんでしょうねぇ


ライ クーダーのディディワァ ディディ
パラダイス&ランチというアルバムに入っていました

元はブラインド ブレイクBlind Blakeという
盲目のブルースプレイヤーの曲

ディディワァ ディディという何か
訳のわからないものを教えてくれっていう歌です

盲目で生まてしまったら、なんとかして生きていく
そうしなければ、しんでしまう

誰も助けてはくれない
自分の力で生きていく

そうした厳しい生活環境の中から
盲目の音楽家がたくさん生まれました

目は見えないけれど、音は誰よりも聞こえる
覚えるのも真剣、忘れたら命取り

ブラインド ナントカっていう人がいっぱいいます
全部、盲目のミュージシャン



1934年に亡くなったので動くビデオはありません
でもこのギターのキレのいいこと

小さいボディからはじき出される太い音
たまりませんね〜




えらい懐かしい音が出てきたので
たまらず書きました

ステファン グロスマン
ラグタイム ギターの第一人者(と思っています)

何枚かレコードを買ってきて
コピーしていました、あ〜なつかしい

このダラスラグも練習していたうちの
1曲で、クラシックギターのテクニックが必要だと痛感したものでした

八分音符の連続が右手の人差し指と中指で
弾けなくては、この曲は弾けません

グロスマンもその辺は今イチのようす
でもこれでもいいんですよね

ほかにエリックショーエンバーグなんて人もいて
テク的にはかなり高度でしたねぇ

ベース音が移動して行く中での
メロディを弾くのが面白かったですね

ラグタイムといってもスコットジョップリンの曲は
あまりなかったような気がするなぁ

ミシシッピブルース方面からの
ギタースタイルが多かったような感じでした



1977年の映画Smoeky and the Bandit(トランザム7000)
ジェリーリードは俳優として出ています(もちろんテーマ曲も)

テキサスからジョージアまで400ケースの
ビール(Coors)を運んで戻ってこれるか?という賭け

距離は往復2,900km 時間は28時間以内
平均100km以上で走らないと無理ですね

ポンティアックのトランザムが護衛?をして
パトカーから守るというカーチェイス

East bound and down, loaded up and truckin',
we're gonna do what they say can't be done.
We've got a long way to go and a short time to get there.
I'm east bound, just watch ol' "Bandit" run.

Keep your foot hard on the pedal. Son, never mind them brakes.
Let it all hang out 'cause we got a run to make.
The boys are thirsty in Atlanta and there's beer in Texarcana.
And we'll bring it back no matter what it takes.

East bound and down, loaded up and truckin',
we're gonna do what they say can't be done.
We've got a long way to go and a short time to get there.
I'm east bound, just watch ol' "Bandit" run.

Ol' Smokey's got them ears on and he's hot on your trail.
He ain't gonna rest 'til you're in jail.
So you got to dodge I'm and you got to duck I'm,
you got to keep that diesel truckin'.
Just put that hammer down and give it hell.

East bound and down, loaded up and truckin',
we're gonna do what they say can't be done.
We've got a long way to go and a short time to get there.
I'm east bound, just watch ol' "Bandit" run.
I am east bound, just watch ol' "Bandit" run.
I'm east bound and down and it's ok.
It's ok. It's ok.


まぁ このジェリーリードの明るいこと
いきなり帽子、放ってきますかねー

しかも以前録音したレコードの曲や
受け答えも忘れてしまっているし

たぶん何か面白い事を言おうと考えていて
つい、何も出て来なかったんでしょうね

底抜けに明るいジェリー リード
ギタープレイも明るい、明るい

最初の曲はジェリーズ ブレイクダウン Jerry's Breakdown
バンジョーのピッキングと開放弦をうまく使って弾いていますね

この2人ではたしか2枚のアルバムを作っていて
2枚とも持っていたと思います

レコードだけではどうやって弾いているか分からないけど
こうしてビデオで見ると謎が解けたりします

チェット アトキンスは指もけっこう
大きかったようです

以前、ビル ローレンス(ピックアップのメーカーの社長)さんから
聞いた話では、チェットは6弦の1フレットから1弦の7フレットまで届くよ

って言っていました
近くなのでよく遊びに行っていたようです

残念ながら2人とも亡くなってしまいました
3枚目のコラボアルバムも聞きたかったなぁ




これも欲しいギターのひとつ
1940年製のマーチンD-18

表板はアディロンダックスプルース
横、裏板はマホガニー

太平洋戦争に突入する前の昭和15年ですから
今から71年前に作られたんですね

この辺のいいギターっていうのは
ちょっと弦に触れただけではじけるような音がします

楽器屋さんの店先にある新品のギターからは
想像もつきません

ギターもさることながら
弾いてる人もうまいなぁ

私の大好きなギター弾きの一人
ジェリー リードのフレーズなんかも弾いてますね

あ〜ジェリー リードを
練習しようっと





1923年製のギブソン A5ロイドロア フラットマンドリン
作られたのはこの1本かぎり?

実は私もAモデルのロイドロアがあるなんて
見た事も考えた事もありませんでした

ろ

上はFタイプのロイドロア
形がちがいますね

Fタイプはポイントと呼ばれるツノがでていて
ちょうど右の太もも当たりに当たります

当時の音楽学校グリフィスの校長の奥さんが
ツノのないマンドリンをギブソンに注文しました

座って弾くとツノが当たって痛いのでしょうね
座って弾く事も多かったでしょうし

そこでギブソンはAタイプ(ビデオで弾いているもの)を
送ってきました

それまでのAタイプは丸穴のサウンドホールしかなく
F孔(バイオリンみたいな)はありませんでした

たまたまちょうどロイドロアが在籍してた偶然が重なって
このAタイプを作らせたのでしょう

ロイドロアは丸穴をF孔に変えたりロングネック
エレベータフィンガーボード、トラスロッドなどのアイデアをだしました

それによってギブソンの品質や名声は高まり
黄金時代をむかえます

さて、ということで現存するのも(作られたのも?)
この1本?と思われるA5ロイドロア

グリフィスさんから買い受けたタットテイラーが
所有していましたが、ビデオの人達が現在のオーナーでしょう

若いのにいいマンドリン弾いてますね〜


Stan Jayさんが弾くのは
マーチンD-28 1956年製

動くStan Jayさんは初めてみました
お顔は40年前から知っていますけど

ニューヨークのマンドリンブラザーズの社長さん
オールドの楽器のお店としては草分けてきな存在

ボブ ディランなどの超一流ミュージシャン
御用達のお店

もしニューヨークに行けば必ず
立ち寄りたいところの一つです

さてこの1957年製のD-28
やはりすばらしいレスポンスで鳴っています

このギターは彼が取り扱った中でも(戦争以降の楽器の中では)
ベストの音がする と言っています

かれの説明の仕方は独特の形容詞を使って
それも楽しみの一つなのですが

Gigantic(激しい)-boisterous(荒れ狂って), buoyant(快活な), melodious
とか

enough heavyweight punch and power and volume to wake the dead
死人を起こすほどの超強力な音量

などと最大級の賛辞を述べています
ちょっと珍しいくらいのほめ方です

たしかにレスポンス(弦を弾いたときの反応)はスゴイのひとこと
50年代のギターとは思えない鳴り方をしているようです

正直言えば、この楽器の紹介はしたくありませんでした
それほど心が動くギターってなかなか出会えませんからね






ra

入手しにくいもののひとつ
ランディ ウッド Randy woodさんのフラマン

フラマンというのはフラットマンドリンの事で
裏側が平らになったマンドリンのことです

ギブソンという有名なメーカーがずっと
フラマンを作り続けてきました

1900年以前のモデルなども残っていて
それはそれでそそられるところがあります

全盛期はロイド ロアという技術者がいた
1925年前後といわれています

ロイド ロアのサインが入ったものは
物があったとしても20万ドルほどします

さて今日はランディ ウッドさんの作になる
フラマン

現在作られているマンドリンのなかでは
ピカイチの音がしますし、弾きやすくもあります

ヘッド部分は彼の名前のロゴがはいっています
これは私も初めてみました

インレイはファーンと呼ばれる
シダの模様
pe

裏板は強い木目の入った
メープルの材料が使われています

ba

このタイガーストライプと呼ばれる木目が
マンドリンやバイオリンでは珍重されます

それによって音がいい とは限らないのですが
エバリがきくような感じなのでしょうかね

この2005年製 ランディ ウッドのフラットマンドリン
7,250ドル 日本円で580,000円程

手に入る少ないチャンスかも
知れませんね


今日もまた、greekflatpickerさんに登場していただいて
ギターの音比べ といきましょう

昨日は1929年のマーチン 000-18でした
マホガニーの甘いサウンドがなんともいえませんね

今日は1931年のマーチン OM-28
14フレットでジョイントされています

もう一つの大きな違いは、使われている材料
こちらの横板、裏板はハカランダです

ハカランダは別名、ブラジリアン ローズウッドという木で
貴重な木材資源です

絶滅の恐れがあったのでワシントン条約で
輸出が禁止されています

ハカランダはギターの材料としては
相性がよくてしかも見栄えがいいし、当然音もいい

このころ(1920年当時)ですら、マーチンのギターは
マホガニーとハカランダでは後者の方が高価格でした

マホガニーを使った物が 18 というシリーズ
ハカランダを使った物が 28とか42というシリーズ

現在でもその差は歴然としていて
ハカランダはマホガニーの数倍の値段がします

さて、今日はハカランダのOM-28 ヘリングボーン
欲しいけど高すぎて全然手が届かないギターです

豊かな低音とクリスピーな高域
倍音をたくさん含んでいますね

ちょっと優等生的な音がしています
マホの甘い音とは全く別ものですね

個人的な好みをいうと
どうしてもマホガニーの音が好きです

なんでかなー
判官贔屓なのかなー?


先日は1926年のマーチン 00-18をとりあげましたが
今日は1929年のマーチン 000-18 です

0が1個増えるとボディの横幅が少し広くなります
やや音量が増えますね

こういうヴィンテージもののギターを弾きまくっている
人のビデオがたくさんあるようで

よだれがでそうなギターたちばっかりです
そして音がいい

弾いている人はgreekflatpickerという
バンドルネームを持つ人

全部自分の持ち物ではないようですが
いい楽器をいっぱい持っているようです

この000-18は12フレットでボディとつながっていて
後期(1934年以降)の000-18とは少し形が違います

この12フレットジョイントのギターに
最近はとてもひきつけられているのです

ほとんど例外なくしんじられないような
大きい音と美しい音質で鳴ってくれます

先日、1930年と1931年のOM-18を弾きましたが
それは14フレットジョイントのモデルでした

なんか12フレットのものが
いいような気がしているのは、気のせいかな〜?


忍者ブログ [PR]
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
フリーエリア

最新CM
[07/15 コアラ]
[07/14 池田正弘]
[07/14 池田正弘]
[04/06 コアラ]
[04/05 yama]
[03/24 コアラ]
[03/23 佐藤 茂]
[12/14 コアラ]
[12/13 paganini]
[05/07 コアラ]
[05/06 NONAME]
[05/06 コアラ]
最新TB
プロフィール
HN:
takamasaguitar
性別:
男性
自己紹介:
ギター歴43年
フィドル歴37年
マンドリン歴37年
バンジョー歴37年
ゴルフ、海外旅行、英語も好き

バーコード
ブログ内検索
カウンター