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冷製
冷たいパスタを作った。

オリーブオイル、みりん、ハーブ塩、梅醤油などと
パプリカ、タマネギのみじんぎりとあえたソース。

パスタは少しながめにゆでて
氷水をくぐらせる。

両方をあえてエビ、しそをちらす。
家で作った物をほんとにおいしいと思う。

朝はTさんのギターレッスン
午後はクラシック三重奏、モーツァルト。
夕方、プール。

久々泳ぐと体が重くキツい。
100メートルを10回
水中歩行500メートル。

ナスとカボチャのてんぷらを揚げながら
台所で焼酎で晩酌。

揚げたものを即食べるというのが一番旨い。





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レッド
レッド バイオリン ←クリック
きのうちょっとふれたレッド バイオリンの映画。

バイオリン職人ブソッティは彼の最高の楽器を
完成させようとしている。

妻は身ごもっていて
人生をタロットカードで占ってもらう。

占いは ”あなたはとても永い旅をする”と出る。

しかし妻は死産し自分も命を落とす。
職人ブソッティはその晩バイオリンを完成させる。

これがレッドバイオリンと呼ばれ
400年の永い間、人の手から手にわたる物語。

そのバイオリンの出来はすばらしいが
弾く人の命を縮め、人生を狂わす。

最初の借り主、修道院の孤児カスパーはとても可愛く
超絶テクニックの持ち主。

エチュードを凄いはやさで弾くのはみものである。

演奏家ホープも凄テク。

バイオリンはこうして人から人へと渡って行く。

ブソッティは妻の亡くなった夜に
バイオリンを作り上げた。

妻の血をニスとして使い
妻の髪をハケとして使ったのである。








ライオン
ライオンヘッドのスクロール

バイオリンのヘッドには、ライオンの頭部やら
はげ上がったおじいさんの顔とかが彫られているものがある。

一度とりあげたバッサークレメンツも
ライオンヘッドをもつバイオリンを使っていた。

サウイフワケで一度欲しかった事がある。
何かの機会に弾いてみたら、その楽器は好きな音ではなかった。

チェリーニのバイオリンというのがあって
美しい女性の顔が彫ってある。

ある枢機卿が恋心を抱いていた女性の顔を
チェリーニという職人に彫らせてプレゼントした。

この女性は、弾くのをやめられずにやせほそって
死んでしまった。

枢機卿はその女性の命日に、ほかのバイオリニストに
そのバイオリンを弾いてもらったが、
弾いた人も憑かれたように弾いた後また亡くなった。

そのあと別のバイオリニストもこのバイオリンを弾いた後
精神病院で首をつって亡くなった。

その後もヤコブシュタイナーや
ウイーンの伯爵、フランツ クレメントなど
手にしたひと全てが気が狂って亡くなっている。

結局、牧師のバイオリニストが弾いて
呪い?はおさまった。

これがチェリーニのバイオリンである。
バイオリンを最初に作ったといわれる
ガスパロ ダ サロによってつくられた。

バイオリンという楽器にはなにかしら
そういう所がありそうである。

レッドバイオリンという映画は
このチェリーニをモデルにしたのかもしれない。







ドブロ?
ドブロの事を紹介するのをすっかり忘れていた。
ドブロ君、ごめん。

といっても、人間ではない。
リゾネーターギターといって共鳴装置付きのギターのこと。

カントリーやブルーグラスでも使われる楽器だが
ブルースに良く使われていた。

昔はマイクやスピーカーがなかったから
生でいかに大きな音を出すかという事がモンダイであった。

管楽器が中心のジャズになると
ふつうのギターの音量ではたちうちできない。

それで考えだされたのがリゾフォニックギター。
発明したドペラ兄弟の名前(ペラ ブラザーズ)を取って
ドブロという名前が誕生した。

彼らの祖先の出身地 スロバキア語で
ドブロは”良い ”という意味があるらしい。

ネックは2種類、スクゥエア(四角)、ラウンド(丸い)があり
スチールギターのように横にして弾く。

左手に金属のバーを持って、右手はフィンガーピックを
付けて弾く。

他の楽器のように、左指を動かすことはないから
意外と弾ける楽器かもしれない。

右指がバンジョーのようにローリングし
左はバーを動かす、慣れないとつりますけどね。

友達のペダルスチールギター奏者、ジェフ松岡さんが
ドブロも大変じょうずである。

左指を動かすのが少し苦手な人は
挑戦する価値ありかも?

白水
新しいバンジョープレーヤー誕生。

Sさんは今日が2回目のバンジョーレッスン。
徐々に弾けるようになっていらっしゃる。

Sさんの楽器はレコーディングキングというバンジョーで
しなやかないい音がしている。

買ってはみたものの、なかなか一人ではどうしようもなく
レッスンに見えられた。

一人では甘えてしまったり、おろそかにしたりで
基本ができにくい。

バンジョーでも基本のローリング(右の指使い)を
くりかえし、くりかえしやって頂く。

こういう地道な辛抱のいるところを通ってこないと
上手くならない。

でも、頑張っていらっしゃる。
だんだんカタチになって来た。

すこしづつ上手になられている様子をみると
よかったですねーと思う。

レッスンに見える方はワタクシより年配のかたが多いが
楽器に挑戦しようと言う気持ちは尊敬に値する。

 マンプレは今日はライブのない日だったが
見えられたお客さんの為に、すこし演奏をした。

マスターがギター、ヴォーカル
ワタクシがベース、ハーモニー。

ベース弾いてハーモニー歌うのも
あまりやった事がなかったけど、オモシロイ。

バンジョーでフォギーマウンテンブレイクダウンも
させていただく。

久しぶりの兄弟再会の楽しい一夜になったなら
よかったですね、Iさん。




マ
ジャムがおこなわれる。

はじめてジャムって聞いたときヨダレが出た。
リンゴかな?イチゴかな?
という37年前の思い出が蘇った。

ジャムはジャムセッションのこと。
ミュージシャンが集まって即興的に演奏すること。

英語の辞書には
1.食べるジャム、楽な事
2.ふさぐ、ぎゅうぎゅうにする、即興的に演奏する
3.コカインをかぐ
などとある。

ブルーグラスジャムっていうのも当然
食べたり、コカインをかいだりする事ではない。
ブルーグラス草で作ったジャムでもない。

ブルーグラスフェスの醍醐味っていうのも
このジャムセッションにあるのかもしれない。

ステージから少し離れた所で
このジャムがえんえんと繰り広げられる。

知らない同士でも、共通の曲を一緒に演奏したり
新しい曲を教わったり。

まったく曲を知らなくても、楽器がひけなくても
その場にいれば、だんだん覚えてくる。

そうして簡単な曲や、出来そうな曲を練習していけばいい。
最初はみんなできないんだから、はずかしがることでもない。

上手なグループ、初めてのグループに別れて
自分のやれそうな所でやればいい。

そのブルーグラスジャムセッションが
マンプレでおこなわれる。

8月11日 午後7時から
参加料は 2ドリンク付きで 2,000円とのこと。

ブルーグラスを味わういい機会になるかも。
お出かけになりませんか?

ホームページは
http://www.mtpb.net/



マルミヤ
宮崎のしょうゆをいただいた。

Sさん姉妹がたずねて来てくれた。
おふたりとも美人である。

宮崎の実家で使っているしょうゆを持って来ていただいた。
甘口で、煮物にバッチリのしょうゆ。

シュガーロードといまでは呼ばれる
長崎街道沿いで育ったので、甘い醤油には郷愁がある。

江戸時代、長崎に通じる道沿いでは、砂糖が
外国から伝わり、さまざまなお菓子、甘い物が発展した。

伝統のお菓子では、一口香(いっこっこう)や、金花糖(きんかとう)
カステラや丸ぼうろやようかん。

グリコや森永の創業者ももそれぞれ
佐賀市、伊万里市の出身である。

料理は全般にあまく、卵焼きは甘いほどおいしいと言う人が多い。
大村寿司もすし飯に砂糖がはいっているし、具も甘い。

砂糖がなかった時代に、甘さで歓迎するのが
一番のもてなしと思われていたのだろう。

だから長崎街道に限らず、九州全般に甘い味付けが
残っているのかなぁと思う。

いただいた醤油も甘い、ただ甘いだけでなくおいしい。
肉じゃが、すき焼きに最高。

実はこのお二人もバイオリンを弾かれる。
近い将来に一緒に遊べればいいなぁ と思っている。




ティム
今日はTさんのレッスン。

マンドリンとギターをお教えしているが
交互にしようということになった。

今日はフラットマンドリン。
キャベツをゆでろ のメロディをやる。

ピックの動きを確実にダウンアップさせて弾く事、
コード毎のスケール、ピッキングの強弱、空ピック、

熱心で事前に練習してこられる。
指がいたいので、ベビーパウダーを使っていた。
そういう風に思いつかなかった。感心する。

コードの押さえ具合、力の入れ方、親指の向き、
手のひらの向き、指と指の関係なども説明する。

1時間半のレッスンだが、こちらも英語のレッスンに
なっていてありがたいな と感謝している。

日本語なら簡単なコトバが意外と難しい。
2フレット上とか、そのまんま1弦下とか。

グリップ grip という単語も日常あんまり使わないので
とっさに出てこなかった。

8分音符、16分音符はわかっていたが、4分音符、2分音符も
出てこない。ついfourth とか second とか言ってしまう。
quarter note やhalf note なんだなぁ。

今日のコトバ
交互に alternatively
小節 a measure
親指が天井を向く your thumb points at the ceiling
親指は人差し指を向く your thumb faces to your index finger
小指 pinky,pinkie. 英はlittle finger.
強く握る grip

フェス
昨日の豪雨での被害が大きい。

福岡市内は鳥飼、田島付近が街の中に川が流れた。
あっと言う間に水かさがふえ、迷惑を被った方も多いだろう。

フェスに来れない方もおおい。
地下や低い所に置いてた楽器が水浸しになったとも聞く。

災害や、災難はあっと言う間に来て
去った後に被害を与えて行って知らん顔である。

1日明けると、元の静かな状態で
一体、あれは何だったんだろうと、くやしくなる。

被害を受けた方にはお見舞いを申し上げる。

さて今日のくじゅうは大雨。
会場も屋内に変更となる。

雨で皆さん大変であるが、嫌な気持ちを表に出さず
もくもくと迎えて、楽しんでいらっしゃる。

演奏に対しても、温かい気持ちが伝わってくる。
ようこそようこその気持ちが伝わってくる。

ビール、焼酎をのみながら盛り上がって行く。
全てバンドが演奏終了後、ジャムセッションが始まる。

ジャムは夜中まで続く。
新しい人との出会いがある。

写真は、翌朝の少し晴れが戻った
フェス会場、風の丘のステージ。

くじゅうフェスの雰囲気を少しでも
多く感じたくて、帰り道に立ち寄った。

また皆さん、来年お会いしましょう。
お元気で。




テル
今晩、テルベルトグリーン 初ライブ。

モダンフォークと呼ばれていた
ブラザーズフォー、PPM,キングストントリオなどの
曲を本家より上手じゃないか と思われるレベルで演奏。

このグループのお二人が、バンジョーを始められ
ご縁ができた。

初ライブとくじゅうブルーグラスフェスが重なって
残念だが見に行けない。

テルベルトグリーンと聞いたとき
あっ絵の具の色かな? と思った。
西南学院大学の学校のカラーらしい。

バンドは本当にお上手で聞く価値あり。
今晩、8時からマンプレで行われる。

雨もあがるだろうし
よければぜひ、お出かけ下さい。

レコキン
バンジョーの話題が続く、が

昨日はバンジョーレッスン マンプレにて。
新しい方が見えた。
しかもレコーディングキングを持っていらっしゃる。

まさか4人もバンジョーを始める人がいるとは!

バンジョーを始める人などこの20年聞いた事がなかった。
と、言うと始める人に怒られそうだが、、。

バンジョーにしても、フィドル、ウクレレにしても
新しい事を始めると決心された事を嬉しく思う。

楽器自分に弾けるかいな、と不安だったり
買っても、持ち腐れになるかも、と心配するかもしれない。

レッスンを受けに見える方は
すでに楽器を持ってる方もおおい。

でも持ってても弾き方がわからなかったり
変なクセが付いていたりする。

レッスンにこられて、基本のカタチや
手の動かし方、構え方などをお教えすると
一様に、目からウロコが落ちました、とおっしゃる。

ヴァイオリンでハモってみたり
コーラスを付けたりすると、楽しさが充満する。

バンジョーはまた別に新しい方がいるようだし
フィドル(ヴァイオリン)のレッスンもマンプレで始まる。

自分が今までやって来た事をお伝えできるのが嬉しい。

楽器を始めた方が弾けるようになって、セッションしたり
グループで演奏できるようになれば、こんな嬉しい事はない。
エディ
きのう、世界仰天ニュースという番組で
バンジョー弾きながら手術 というのをやっていた。

カントリージェントルメンの元バンジョープレイヤー
エディアドコックがその患者である。

2〜3年前に来日し、福岡にも来たので
見に行ったひともいるだろう。

その彼が本態性振動?とかいう病気にみまわれた。
体が震える病気である。

演奏中に右指がふるえて、演奏できなくなっていた。
それで脳に電極をいれて刺激すると収まる手術を受けた。

局所麻酔で手術中にバンジョーを弾きながら
幹部をチエック、上手く弾ける所に電極を固定する。

という手術の様子をTVで放映していた。
手術は成功でちゃんと弾けるように戻った。

エディはギャロッピング奏法という弾き方で
当時一世を風靡したプレイヤー。
好きな人も多い。

一世代前の人達がだんだんいなくなってくる。
エディにもアールスクラッグスにも元気でいて欲しい。

 今日は母の25回目の命日。
ぜんぜん親孝行できなかったなぁ。

合掌
チーフタンズ
チーフタンズのDVDを久しぶりに見た。

テーマはアイリッシュとアメリカンミュージック
特にブルーグラスとのかかわりである。

リーダーのパディ モロニーがゲストの
ミュージシシャンにリクエストする。

テネシー州ナッシュビルでセッションがおこなわれ
ブルーグラスからもそうそうたるメンバーが参加。

バンジョーのアールスクラッグス、デルマッカリー
リッキースキャッグス、ティムオブライエン、ブライアンサットン
スチュワートダンカン、アリソンクラウス、エミィ ルー ハリス、、、、。

ライマン公会堂でのライブもすばらしく
アールスクラッグズが登場すると
観客はスタンディングオベーションで迎える。

80才に近いのにすばらしいバンジョーをプレイ。
40数年前にもここでプレイしたんだ、と言っていた。

チーフタンズは1962年に結成されたからもう47年の歴史。
最初はアイリッシュが古くさくて見向きもされなかったが
だんだんとその良さが伝わってくる。

ブルーグラスもわずかその20年まえに始まって
アールスクラッグスがフォギーマウンテンブレイクダウンを録音した。

アイリッシュにしろブルーグラスにしろ
一つの事をずっとやってきた証を見れる。

ミューシシャン同士がお互いに尊敬し合って
セッション、ライブで一つの音楽を作っていく。

この楽しさ、喜びはプロでもアマチュアでも同じ。
上手だろうがヘタだろうがどっちでもいいんだよね。

一人でやるより、仲間でやるのが楽しいよ。









くじゅう
この日ばかりは、晴れてくれい。

今週末のくじゅうブルーグラスフェス。
ポスターができあがっていた。

九州の中で一番好きで、落ち着く所は
このくじゅうで、しかもこの場所、風の丘である。

きれいな海や、絶景もたくさんあるが
風の丘はずっといて飽きない。

一日中、すわって寝転んでぐうたらしていたい場所。
自分の家みたいなところ。

しかもこの日は、酒があって、食事を作って食べて
楽器があって、歌があって、おしゃべりがある。

ハジけてハジけてハジけまくる一晩。
今年は輪をかけて楽しそうな予感がする。

今回は演奏のあいまに、食事タイムがとってあって
あ、これ、いいな と思う。

バックインビジネスのテントサイトも
チョー楽しそうで、人数も多くなりそう。

第15 回飯田高原ブルーグラス・フェス・プログラム

7月25日(土)
14:00〜 14:20 レモン・パフィ(大分市)
14:20〜 14:40 ログ・キャビン・ボーイズ(九重町)
14:40〜 15:00 アイリッシュ・クリーム・プチ(熊本市)
15:00〜 15:20 サウス・バウンド(大分市)
15:20〜 15:40 ローズ・ガーデン(大分市)
15:40〜 16:00 たんれいブラザース&キリンマウンテンボーイズ(大分市)
16:00〜 16:20 Lil' Al' Blooz Boyz(熊本)
16:20〜 16:40 ストップ・ギャップ(北九州&岡山)
16:40〜 17:00 よしおちゃん&もこす3(熊本)
17:00〜 17:20 グラス・ホッパー(長崎市)
17:20〜 17:40 トラベラーズ(山口市)
17:40〜 18:00 サウス・ウインド(長崎市)
18:00〜 18:20 グランパ&ハンマー(長崎)
18:20〜 19:00 サパー・ブレイク(夕食タイム)
19:00〜 19:20 Back in Business(福岡)
19:20〜 19:40 手島大輔トリオ(熊本)
19:40〜 20:00 DAWG EXPERIENCE with Special Guest. gorogui さん(滋賀)
20:00〜 20:20 朝倉ブルーグラスクラブ(愛媛)
20:20〜 20:40 ターコイズ(福岡市)
20:40〜 21:00 デイジー・ヒル(大阪)
21:00〜 21:20 ハッチャリーズ(久留米市)
21:20〜 21:40 Wood & Wire(福岡市)

7月26日(日)
9:30〜 9:50 ハッチャリーズ(久留米市)
9:50〜 10:10 トラベラーズ(山口市)
10:10〜 10:30 レモン・パフィ(大分市)
10:30〜 10:50 DAWG EXPERIENCE with Special Guest. gorogui さん(滋賀)
10:50〜 11:10 Back in Business(福岡市)
11:10〜 11:30 朝倉ブルーグラスクラブ(愛媛)
11:30〜 11:50 ローズ・ガーデン(大分市)
11:50〜 12:10 ランチ・ブレイク(昼食タイム)
12:10〜 12:40 Wood & Wire(福岡市)
12:40〜 13:00 デイジー・ヒル(大阪)
13:00〜 13:20 ログ・キャビン・ボーイズ(九重町)
13:20〜 13:40 アイリッシュ・クリーム・プチ(熊本市)
13:40〜 14:00 サウス・バウンド(大分市)
14:00〜 エンディング



クジュウ
いよいよくじゅうのブルーグラスフェスが迫って来た。

昨晩は大分のあるく電話帳こと山本さんと
バンジョー手数王(てかずおう)いのべさんが来襲した。

迎え撃つはバンジョーでRさんとkanaさん、ワタクシ、
それに地元のフィドラーである。

ケルツは午後からアイリッシュの練習会を
やっていて、熊本からもアイリッシュクリームの
本間さんご一行がきていた。

ふつうの日曜日の予期しないメンメンの勢揃い。
お店は一般のお客さんがいるにも関わらず
メンメンはKY状態で恐るべし。

ひとたび楽器を握れば離さない。
どんどん勝手に演奏がすすんで行く。

まぁ、他のお客さんも人間ができているというか
よくぞガマンしてつきあって下さる。

相手がちょっと興味をしめせば、スキをとらえて
我がシュミに引きずり込もうとする。

ひとことでも、いいですねぇ、なんかいったら最後、
どんどんどんどん引きずり込まれる。

まったく恐るべし連中ではある。
でも楽しいですよね?ね?

ほかにも京都から里帰り中の
フィドラーとかおつれの方、バイオリンのアンリさん
店は満席状態で、よかったよかった。

くじゅうフェスでは、山本さんいのべさんのバンド
サウスバウンドでフィドルをお手伝いする。

一晩中、文字通り酒と音楽、トモダチに囲まれて
すごすとても楽しい時間。

7月25日〜26日
くじゅう、飯田高原、風の丘にて。
http://8911.teacup.com/mitukuni/bbs






マンプレ
マンプレでフィドルをレッスンする事になった。

個人的に知り合いの方が、フィドルを始めたいということで
マンプレの場所を使わせてもらえる事になり、レッスンが始まる。

ライブの前の1時間弱の間だが
個人レッスンとなる。

マンプレではバンジョーレッスンもやっていて
増えてきそうな気配。

フィドルは習おうと思うと、どうしても
クラシックの先生がニガテという人も多い。

クラシックを弾けても、フィドルとは微妙にちがうから。
やはり驚くのはアドリブが全くできないこと。

というか、即興演奏の概念、コード進行の概念が
クラシックにはないから、理解できないのだろうなぁ。

こちらから見ると、クラシックも全てに
コードはあってセオリー通りになっているんだけどね。

ピアノの人はまだしも、ソロや単音楽器の人は
あまり縁がない。

どちらが良いとか言っているんではなくて
そういう感覚の話。

ということで、全く初めての人へのレッスンになるが
鈴木メソッドを併用しながらやろうと思っている。

フィドルだから音程が悪いとか
基礎がなってないとか、言われたくないもんね。
緑のカーテン2
緑のカーテンが育って来た。

前回の様子は6月25日のブログに書いている。
くらべるとずいぶん育って来ている。

高さが1メートルほどになって
すこしずつ日陰もふえてきた。

となりにキューリが2本あるが
いままでで20本をこす収穫あり。

むかしキューリという品種でとげがあって
もぎたてを食べれて幸せである。

その又となりはゴーヤの緑のカーテン。
ゴーヤは成長しだすとはやい。

ゴーヤも2,3本いただいた。
酢の物や、田楽でおいしい。

去年はピーマンやオクラやらを植えたがシッパイ。
ナスビも失敗した。

土に栄養を与えてなかったり
葉っぱを虫に食われて1,2個の収穫だった。

その点、キューリ、ゴーヤはとてもラク。
緑のカーテンと収穫で一石二鳥の夏である。



せみ
クマゼミが脱皮しようとしている。

我が家の玄関のベンチにぶらさがって
脱皮をし終えたところ。

セミの寿命は脱皮した後、1ヶ月ほどらしい。
(むかしは1週間といわれていた)

土の中で数年間をすごし、脱皮を4回くりかえし
地上に出て最後の脱皮をする。

羽根の色がうすいグリーンでとても美しい。

1ヶ月生きる為に、一生懸命生まれ変わる。
えらいなぁ と思う。

動物は生き様、死に様が見事である。
死ぬ という概念がないのがそうさせるのか。

一生懸命に生きているだけ。

でもセミに生まれてこなくて良かった。
ミミズに生まれてこなくてよかった。

つらいことや、きついこともあるけれど
うれしいことや、たのしいこともいっぱいある。

歌もうたえるし、楽器も弾ける。
トモダチもできるし、酒も飲める。

よくぞ、人間に生まれけり。
父ちゃん、母ちゃん、アリガトね。


マンド
ギブソン マンドリンオーケストラのことを
調べてみた。

ギブソンの創始者、オーヴィルギブソンは
それまでのイタリア式の丸いマンドリンの音にがっかりしていた。

それでバイオリンをヒントに
削りだしの表板、浅いボディのフラットマンドリンを発明した。

この楽器は音が大きく、評判がとてもよかったので
彼の家の工房では生産が間に合わなくなった。

それで地元の投資家たちが、資金を出し合って
ギブソン、マンドリンギターカンパニーを作った。

誰のアイディアか、大きいサイズの楽器を作れば
オーケストラが出来そうだということになった。

それでフラットマンドラ、フラットマンドセロ、
フラットマンドベースなどが作られた。

マンドベースも同じ形のウズマキ、ポイントのある
フローレンタインタイプがあったようである。

このオーケストラを普及させるため
楽器店や音楽講師が、一役買った。

それで何百というギブソンマンドリンオーケストラが
出来たらしい。

ただ世の流れと、ビッグバンドジャズなどの影響で
だんだん廃れていってしまう。

オービルギブソンは1902年に発明の権利をわずか2,500ドルで
会社に売ってから、精神病になり1918年に亡くなってしまう。

1922年にF-5モデルを出してギブソンの絶頂期は終わった。

そして1940年代にビルモンローが古いF-5を発見して手に入れて
ブルーグラスが始まる。

という事でした。
引用 http://www.minermusic.com/cc/jesu.htm


バンジョー

バンジョー自動演奏機 ←クリック

先日、マンドリンのベース、マンドベースの事を
書いたが、バンジョーのベースはあったのかなぁ?という
話になって、調べてみた。

そうしたらアリマシタ。

オオダイコくらいのサイズでネックが付いている。
音はやっぱりというか、ベンベンという音がしている。

いまでもバンジョーオーケストラというのがあり
活動している。色んな人がいるなぁ。

調べている時に面白いのを見つけた。
バンジョーマシーン???。

ジュークボックス 知らない人もいるかな? の
ようなもので、中にバンジョーが入っている。

コインをいれると、バンジョーの自動演奏が始まる。
しかも、オレンジブロッサムスペシャル。

おそるべしアイディア。
さすがアメリカ人。

見た方が早いので
写真の下をクリックして下さい。



楽器達
ブルーグラスミーテイング、ジャム&ワークショップを
計画中。

バンジョーでRさん、フラマン東京支店長さんたちの
ケイモー活動でブルーグラスに興味のある人が増えて来た。

そこで月に一度、フィドル、バンジョー、マンドリンなどに
親しんで楽器を弾けるようになったり、コーラスしたり
する場ができないかなぁ と思っている。

バンジョーやフィドルなんかを始めたいと
思ってる人がいるっていうことは少しオドロキ。

ただ近くに楽器がなかったり
弾く人がいなかったり。

楽器が身近になれば、やってみたい人が
もっといるかも知れない。

Rさんとは時々、練習会をやっているが
野外なので天候や気温に左右される。蚊もいるし。

エアコンがあって室内の方がいいので
どこかに聞いてみようと思っている。

もし興味がある人がいらっしゃれば
このコメントらんか下のアドレスに連絡を下さい。







オー
映画オーブラザーを久しぶりに見なおした。

この映画の中での一番すきな曲
I am a man of constant sorrow が聞きたくなった。

http://www.youtube.com/watch?v=08e9k-c91E8&feature=related

映画に中ではジョージクルーニーが口パクで歌っているが
本当はダン ティミンスキの歌である。

http://www.youtube.com/watch?v=KMEl5RGnfEc&feature=related

この映画にはワタクシ達のすきな音楽がちりばめられていた。

1. ポ・ラザルス(ジェイムス・カーター&ザ・プリズナーズ)
2. ビッグ・ロック・キャンディ・マウンテン(ハリー・マックリントック)
3. ユー・アー・マイ・サンシャイン(ノーマン・ブレイク)
4. ダウン・トゥ・ザ・リヴァー・トゥ・プレイ(アリソン・クラウス)
5. マン・オブ・コンスタント・ソロウ(ずぶ濡れボーイズ)
6. ハード・タイム・キリング・フロア・ブルース(クリス・トーマス・キング)
7. マン・オブ・コンスタント・ソロウ(ノーマン・ブレイク)
8. キープ・オン・ザ・サニー・サイド(ザ・ホワイツ)
9. アイル・フライ・アウェイ(アリソン・クラウス&ギリアン・ウェルチ)
10. ディドゥント・リーヴ・ノーバディ・バット・ザ・ベイビー
  (エミルー・ハリス、アリソン・クラウス&ギリアン・ウェルチ
11. イン・ザ・ハイウェイズ(サラ、ハンナ&リア・ピーサル)
12. アイ・アム・ウェアリー(ザ・コックス・ファミリー)
13. マン・オブ・コンスタント・ソロウ(ジョン・ハートフォード)
14. オー・デス(ラルフ・スタンレー)
15. イン・ザ・ジェイルハウス・ナウ(ずぶ濡れボーイズ)
16. マン・オブ・コンスタント・ソロウ(ずぶ濡れボーイズ)
17. インディアン・ウォー・フープ(ジョン・ハートフォード)
18. ロンサム・ヴァレー(フェアフィールド・フォー)
19. エンジェル・バンド(スタンレー・ブラザース)

ずぶ濡れボーイズというのがダンティミンスキやクリスシャープの
バンドである。フィドルはアリソンクラウスかな?

ラルフスタンレーも秘密結社KKK?の儀式で
オー デスを渋く歌っているし
今は亡きジョンハートフォードも2曲歌っている。

昔のアメリカの音楽の黎明期が垣間みれる。
見てソンはないと思うのでオススメする。





おち
落ちこぼれの神様 という芝居を今やっている。

劇団テアトルハカタは福岡の屈指の劇団。
ワタクシも見に行った事がある。

今回は 落ちこぼれの神様という演劇で
夜間中学校が舞台。

上は61歳から下は15歳の数人のクラス。
その中には学校だけの出来事ではなく、各自の生活が
生々しく学級の中に入り込んでくる。

その年代を超えた
さまざまな人間模様が学ぶことの大切さを教えてくれる。・・

出演者は地場のトップクラスぞろいで
しかも紀子ちゃんが出る。

紀子ちゃんはワタクシたちのバンドの
バンジョーでRさんの奥さん。

いつもブルーグラスフェスの時に
おいしい唐揚げを作って下さる。

 ということで
時間の都合のつくかたはぜひご覧になってください。

詳しくは
http://morish.at.webry.info/200907/article_2.html
か、右側のリンク バンジョーマン森でR
から行けます。
加冶屋さん
新しい方のバンジョーレッスンが始まった。

ハンクウイリアムズとかカーターファミリーが
お好きで、ピアレスの古いバンジョーをお持ちであった。

仕事をリタイヤした事をサイワイ?に
やりたかった事を一直線にやってらっしゃる。

新しいバンジョーを探してくれと言う事だったので
レコーディングキングを紹介した。

パーツはギブソンの黄金期のものと
同じ配合のブラスを使っているので、音は良い。

5弦バンジョーを始める人が3人増えて
フィドルを始める人も出て来た。

マンドリンもギターも始める人がいる。

ボーカルも新しい人が出て来たり
始めたい、歌いたいという人が増えて来た。

弾いてみたらおもしろい、
やってみたら出来そうだ、
歌ってみたら歌えたよ。

新しい自分が自分の中にいる。
始める事はほんのちょっとの勇気。

一緒にやりましょうよ。
いつでもお手伝いします。



大場さん
フィドルレッスン初日。

以前、体験レッスンを受けられて
すごく楽しかったので、申し込みましたとのこと。

体験だけのつもりだったが、フィドルのハーモニーだけじゃなく
歌もいっしょにうたってハモった事に感激しました とおっしゃった。

そう言っていただくと、こちらの方が嬉しくなる。
感激しました と言われる事が多くなって来た。ありがたい。

レッスンのほうは、いろいろ直させて頂く。
アメリカンフィドルメソッドの曲をする予定だったが
基礎からやって頂く。

ボウの持ち方、ボウイングの角度、コツを説明する。
今までの弾き方と全く違うので、大変だが
目からウロコです、とおっしゃっていた。

でも格段に良くなって上達も早いだろう。
ゴルフじゃないけどヘタを固めたらオシマイ。

 夜はマンプレ、フィドルでお手伝い。
今日はお客さんもいっぱいで、盛り上がる。

かならずオレンジブロッサムスペシャルを
弾かさせてもらう。

普段は弾かない曲なので、
ありがたいなぁと思いながら弾いている。




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