ヴィンテージギターの魅力,アコースティックギター、 コアラカンパニー
フィドル、ブルーグラス、アイリッシュ。外国旅行
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もちろんさー弾け弾けー、と大盛り上がり ギターはウィンドウに飾ってあったもの 弦が2本切れている、1弦と3弦がない まぁいいか、だいたい音が出れば href="https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/1156d9db954fce81ac4361f0721d96b6/1312505874" target="_blank"> 1曲目はHELP(ヘルプ)をためしに歌ってみる そうすると全員が大声で歌いだす みんな僕より年配のオジチャン、オバチャンですよ この人達が歌詞を間違いなく大声でうたってくる ひえ〜たまげた、さすがリバプールからの客だ みんな知っている 2曲目はTicket To Ride(日本名 涙の乗車券??) この詩の中にshe don't careという部分がある それでみなさん、she don't careは変じゃない? ぼくら日本の学校ではshe doesn't careと習ったよ そう言ったら、みんなブーッ おれらはdon'tって言うんだ と来た she don't,he don't,it don't,なんでもdon'tさー あー、そうですかー そうやってみんな大笑いして盛り上がる、盛り上がる We can't work it outやミッシェルやshe loves youやI wanna hold your hand 我ながら、よく覚えていたなーと思うが これ歌えって向こうも言ってくるから自然に曲が出てくる しかも殆どの曲の歌詞をほぼ全員が知っている 上は80歳に近い人達だよー 新しい所でオブラディオブラダ ワインの差し入れがどんどん来る 団体とは別のテーブルにも3組の客がいて この人達もとても喜んでくれた いまから、どこを旅行するのと聞いて来たので うん、最後にセントアンドリュースに行こうかって思ってるんです そういうと、あらー、私の兄がオールドコースで メンテナンスの仕事してるわよ、行ったらいいわよ そういって、自分とお兄さんの名前をメモしてくれた おおーオールドコースのメンテナンスマンかー マンチェスターから来たその夫婦と 近所のおっちゃん(このひとはI.R.A)と呼ばれていた夫婦 あること、ないこと織り交ぜて、夜は更けて行く いやー、こんな小さな町でこんな楽しい事があるとは思わなかった リスドゥーンバーナ ツアーバスはリスドゥーンバーナの町の中心を 左に曲がった所で止まった その前に聞き取りにくい英語でアナウンスがあり 3人が降りろ とどうやら言っていた 止まった所を見ると右手にホテルらしき物が見える あ、これが今日の宿かな? ってな感じで寝ていた連れの2人を起こし バスのお腹からスーツケースを引っぱりだす 40人のツアー客のうち泊まりは僕ら3人だけだった あとの人は全員、日帰りのお客さんだった というのにビックリ 明日、同じ時間にバスが通るから それに乗ってくれい というバスの運転手 そうかー、安いツアーだったからね こんなもんだろうな なにしろ宿代込みで1人/48ユーロ 5,700円だもんね ツアー代と宿代が半々ってとこかな 泊まりは初めて経験するホステルだ 設備がかなり質素、タオルなどもない ただし、キッチンとダイニングルームは充実していて 全ての調理器具やでかいオーブンやらある 外国に旅行すると時おり困るのが食事 油物ばっかりでうんざりすることが多い キッチンがあると、野菜などを買い物してきて 自分の好みで作る事ができる こちらはジャガイモはもちろん ホワイトマッシュルームが安くて豊富 またフランスやイタリアなどから来た人達と 同じキッチンであれこれおしゃべりしながら作る 向こうはこちらの料理法に興味を示すし 向こうの男性たちも手際がいいしスピードが早い そうやって出来た食事を食堂で食べる これなに?おいしそうだね、などという話がはずむ ここはスリープゾーンというホステル スタッフはフランス人のアルバイトが多かった 英語を学べるのとで一石二鳥とのこと お客もフランス人が2〜3組 フランス独立記念日でホリデーらしい スタッフがクレープをやいて、ふるまってくれた どんどん焼き上がっていくのに、ジャムをぬってはおばる つくりたてで心のあるもてなしだった さて夜はパブ ちかくのロードサイドタバーンにまず入る フルートとコンサーティナの2人で アイリッシュを弾いていた どちらも相当うまい フルートのブレスが聞こえなくて耳障りがいい 足でリズムを打ち鳴らして、聞いていると声をかけて来た フィドルがあればできるんだが、というとあいにく店にはない 今回は楽器を持って来なかったので なかなか奥まで入り込めなかった でも、素のアイリッシュをたくさん聞く事ができた 英国のストーンヘンジにかぎらず この辺は巨石文化のなごりがある 世界遺産であるニューグレンジや ボイン渓谷の遺跡など見所は多い 島の西部にはモハーの断崖がある 一度は見ておきたい ゴールウェイからの1泊2日の現地ツアーに参加する バレン高原とモハーを見る 今回は1泊毎に場所、宿を変えているので スーツケースをごろごろ、引っぱって行かなくちゃならない 40人乗りのバスは満席、日本人は僕らだけ ずいぶん年配のドライバーの英語がわかりにくい バスが出発した瞬間からガイドよろしく おしゃべりがはじまるが、ほとんどわからん まわりの客はわらったり、返事をしているので 英語ネイティブの人にはわかるのだろうが 浪曲師よろしくダミ声でちょっとゲールなまりか? 日本では聞いた事のない英語だ バレン高原は石の山といった面持ち 平たい石が積み重なって出来ているようだ ダブリンからゴールウェイに移動する間も 牧草地の境界には石を積んで柵をつくってある その石をどこから持って来たのだろうと フシギに思っていたが、謎がとけた 石を積む という文化(生活の基礎)があるんだ 牛、ヒツジなど動物を囲う為に さて、バレン高原にはドルメンと呼ばれる 大きなテーブルみたいなのがある 巨人のテーブルなどと呼ばれている 何に使ったのだろうか 今日はリスドゥーンバーナという 小さな町に泊る予定 この町はマッチメイキング(お見合い)で有名 9月に数週間がお見合いの為に、大勢が集まってくる さ〜て、パブに行くか〜 てな事で、女性2人は宿まで送って、再度ひとりで出かける ゴールウェイに限らず、西の方は音楽が盛ん 特に伝統的な音楽の宝庫だ このTig Coiliというパブ 宿の主人から教えてもらったパブ 着いた時にはフィドルのおっちゃんがいた いろいろ話しかけて、ミュージシャン席に座らせてもらう パブにはミュージシャン用の席が用意してあるので ちょっと、待遇がいいというか、エヘン気分なのだ フィドルのおっちゃんは(って、僕より若いけれど) Paul Bradley(ポール ブラッドリィ)と言う人 自分でバイオリンも造っていて 演奏もレベルが高い 演奏場のコツ、トリプレットのコツなど教えてくれる そうこうしているうちに、セッションが始まってくる フラマンでもアイリッシュ演奏するんだなー トリルや三連符をエキサイティングに弾いていた ちょっと借りて弾かせてもらったが ピックはやわやわで音にならなかったぞ よくこんなんでデカイ音をだすなーと感心 もう一人のフィドルのお姉さんもうまかった リールを中心にどんどん曲を演奏して行く 3曲、4曲のセットを中心として ときおり、ジグも入れている でも圧倒的にリールが多い ポルカはせんとや?って博多弁で聞いたけど(ウソウソ) ケリーにいるんならね という返事 ケリーというのはアイルランドの南西部の半島で キラニーの街の近く 今回は行けなかったが、きれいなところだそうな そのケリーの人間ならポルカをやるよ と言う事のよう その土地に住んでなければ、その音楽はやらない という 意固地なものがあるようすだった たしかに九州人は、津軽じょんがら節はしないもんね するんなら炭坑節とか、ひえつき節だもんなー パブは夜が更けるにつれて、どんどん人があふれてくる カウンターにビール買いにいくのも、かき分けかき分けで一苦労 セッションはとどまる所をしらず 次から次から音楽が繰り出されてくる もちろん演奏者全員が知っている訳ではなく 知らない曲のときは、じっと聞いているという状態 何千曲あるのか知らないが たくさん知っている方が楽しめるなぁとつくづく思う 最近は新しく作曲されたリールを 演奏する事が多いと言っていた フィドル持って行こうかと思っていたが それは次回に持ち越し みんなレベルが高く、正直ちょっとビックリした しかも、客も一体になって楽しんでいる 本場のアイリッシュ音楽に、やや圧倒された 夜でした ゴールウェイに着いたぞー 宿は中心部のエイル スクウェア タウンハウス バスを降りてあらかじめ印刷しておいた 地図をたよりに宿をさがす スーツケースをゴロンゴロン引っぱって行っていると 数人が声をかけてくれた どこへいくんだい? なにか迷っているかい? あ〜、やっぱり人なつこい 特に西の方はいいなぁ 歩いていてもちょっと目が合うと ニコッとほほえんでハーイと言ってくれる 目が合うと必ず言うのが当たり前の感じ この国に入って特に多くなった ようやく宿を探り当てる 階段のみでエレベーターがない スーツケースをかかえて2階へ上がってチェックイン そういえば今回の旅でエレベーターの有ったのは2ケ所だけだったなぁ こじんまりした宿で壁紙などはいいかんじ けれどいろいろ使い勝手がよくない 3ベッドでオファーしていて 1部屋125ユーロ 14,750円 1人5,000弱だった ただパブやレストランに近いのは大助かり ほとんどのパブでアイリッシュ音楽の演奏あり との案内が書いてある すぐ近くにケネディ公園があって パフォーマンスをやっている 直径5〜6メートルの2つの自転車の車輪のなかで 男2人がサーカスみたいな事をやっている 公園中、たくさんの人でみんな楽しんでいる 今日は、ぽかぽかのいい天気だ さて夕食、ムール貝を食べたかったのだが 店外のメニューには見当たらない 近くのホテルにはいって、コンシェルジュに聞いてみる すると1軒、教えてくれた それが超繁盛店のMacdonagh(マクドナー) 目抜き通りの奥の方にあった 持ち帰りのフィッシュ&チップなどがおいしいらしく 魚の種類も10種類ほどから選んで揚げてもらえる 店の半分がイートイン&持ち帰り 半分がレストラン このレストランがまた、1時間程並ばないといけなかった やっと席があいて、ギネス、ムール貝、コッドフィッシュ、オニオンフライなどを頼む ムール貝は、むむー、今イチ 身がゆで過ぎで小さくなって固い 期待して来たのになー ただ全体としてはまぁまぁオーケー 9時過ぎに店をでたが、外はまだ明るい さあ、いまからパブにいくぞー 荷物は無事にダブリンのホテルに着いた チェックアウト寸前だった もうちょっと遅れていれば いつ手に入っただろうか、とにかくよかった 今日はアイルランドの東から西までの移動だ ダブリンからゴールウェイへ 列車で移動するつもりで計画していたのだが 運賃が5倍ほどの差があるのがわかった 鉄道だと48ユーロ バスだと10ユーロなのである 3人で144ユーロ対30ユーロ 共通のサイフをあずかる身としては安くあげるに限る 列車でいくつもりだったので駅の近くのホテルをとっていたのだが、、 いらない支出はなるべくおさえる、というのが大事だよね アイルランドはバスが発達していて 便数も多いし、鉄道より有利 しかもこのGo Busの直行便ったら 2時間半かかるゴールウェイまでの道のりを10ユーロだ 一番大きなのはバス アイリーンという会社 アイルランド全体をくまなく走る ともあれ、スーツケースも戻ったし 今日からゴールウェイだ 夜はパブにいくぞーっ ダブリンといえばギネスビール ギネスビールはここ、アイルランドのダブリンで生まれた 世界中へダブリンの工場から出荷している ビールよりギネスブックの方を 先に知ってしまったけれど ダブリンの一番の見所?らしい 製造過程や歴史、ミュージアムショップなどがある 最上階には360度のパノラマにしつらえた 展望台がありダブリンから見える景色が一望できる 入場料15ユーロは、ちょっと高いなぁ 展望台での1パイントのビールがお返しだ わんさか人がいて、入場券の半券を突き出している エサにむらがるヒヨコの感だが、なかなか順番が回って来ない 1人のバーテンダーに10人以上が順番を待っている 注ぎ方もオキテがあって一気にはつがない 9割がた注いだら2〜3分待つ そしてやおらあふれる寸前まで注ぐ そうこうしている間に飲み上げてしまう輩も多く お代わりを要求している 15分程まってやっとギネスが来る 味はどうかな〜? おおーっ クリーミーだ 博多で飲むのとはちょっとちがうぞー できたてはうまいなぁ なんでも一緒だけど 荷物が行方不明なのはちょっとがまんして 今日の宿のあるダブリン市内へ向かう エアリンクというバスなら市内まで6ユーロだが 3人なのでタクシー 30ユーロちょっと 鉄道のヒューストン駅のちかくの アッシュリングホテル(4つ星)が今日の宿 日本と違って1部屋いくらで貸してくれるので 安上がりの事が多い 3ベッドで予約していて部屋もまあまあ大きい 部屋代は125ユーロ(14,750円) 3人で14,750円なので1人当たり5,000円弱 規模は大きくないが福岡で言えば、西鉄グランドなみか? 出発前に知り合って連絡を取り合ってた ヨーコさんと食事を約束していた ヨーコさんはダブリンで主婦&ピアノを教えている 彼女あてにたのまれたお土産や、こちらからのプレゼントを渡す予定だった けれどもスーツケースが行方不明で 結局ケース半分の量のおみやげは渡せず仕舞い このお土産は滞在中の2週間 ずっと持って回ることになった さてダブリンにはテンプルバーという にぎやかなところがある パブやレストランが密集していて 夜おそくまでにぎわっている ヨーロッパの夜は明るい 9時や10時でも日本の夕方前の明るさだ 暗くなったなぁと時計を見ると 深夜1時だった なんてこともある ヨーコさんとはコノリー駅でおちあい テンプルバーまで歩く ムール貝を食べたいと伝えていたので そのパブに案内してくれる 3階に渡る大きなパブで とても雰囲気がいい スキャンピー(エビの天ぷら風)もおすすめだったらしいが あいにくムール貝もスキャンピーも売り切れていた いきおい現地の料理になるが、どれも美味しくて ついでに?ビールの飲み合わせセットやワインなどを注文して、しこたま飲んだ パブを出ても外は明るい 10時半を過ぎているというのに (上はシャルルドゴール空港) フランスを経由してアイルランドはダブリンに到着 エア リンガスの飛行機がたくさんいるぞー さて、入国して預けておいたスーツケースを待つ もう来るかな、もう来るかな? あれれ〜、来ないぞ〜 ターンテーブルの上は空っぽになった おいおい、なにこれ と、おもっていると全部のコンベアが止まってしまった ぞーっ これがウワサに聞く 荷物紛失か〜?? まさか自分らの身の上にふりかかってくるとは。 3人分、3個のスーツケースが行方不明 ツアーじゃこんな事はめったにない 個人旅行ならではの醍醐味 じゃない、じゃない エアリンガスのカウンターに行って 荷物が不明なのを説明する 相手はいつものこと といった風情で ンー、ダイジョブダトオモイマスヨーってな感じ 自分らに責任は有りますからーと言って 問い合わせの番号やらなにやらをくれた バッテリーチャジャーからなんやらかんやらは すべてスーツケースの中 へたすると旅行中、出て来なかったなんて話も聞く 全員、ヘナヘナ〜となった 腹ごしらえしたら、キモチも落ち着くかと思って 空港内のカフェテリアでサンドイッチやらヌードルやらを食う あのフランスの空港で係員が荷物の事を 2回も聞きに来た あの時、すでに行方不明だったんだナー 到着ターミナルから出発ターミナルまでバスで15分以上だよ 各ターミナルを経由してそのアイルランド行きの ターミナルに着いたのは、日本からは僕らだけ そりゃあ、荷物もなくなるわなぁ 確実に仕事する日本人でもむずかしいぞー まぁデカすぎる空港の悲劇というか って、悲劇はこっちだけど 波乱の幕開けの アイルランド旅行の始まりではありましたとさ ごぶさたでした。 アイルランドとイングランドを回ってた 7月11日に出て、きのう25日に帰ってきた ツアーじゃないので一から計画を練った 図書館で本を借りたり、ネットで予約したり それだけで半月くらいかかった て、いっても40時間くらいかな 初めて行くので土地の名前や交通手段がなじみがない ホテルの評判や夕食のおいしそうなレストランを調べる それらを予約する所はしておいて ヨメさんと姉ちゃん(義理の姉)とで出かけてきた 行きは、羽田発パリ経由のダブリン着 シャルルドゴール空港というとてつもなくデカい空港 到着ターミナルからダブリン行きの出発ターミナルまで バスで15〜20分かかる フランスだしターミナル間の距離があるし、な〜んか変な予感がしていた そしてその予感は当たってしまったのでした さて、ダブリンからアイルランドの旅が始める 目的はアイリッシュパブ 夜な夜な繰り広げられるパブのセッションに どっぷりつかること たぶんワタクシ以外はとてもタイクツに感じるやろけど おかえしにイギリスに連れて行く 旅程は、ダブリンからゴールウェイ ゴールウェイからエニス バレン高原やモハーの断崖 それからイギリスへ渡る イギリスは完全に観光だっ マンチェスター空港からレンタカー 南下してコッツウォルズへ コッツウォルズから湖水地方 湖水地方からグラスゴー グラスゴーからエジンバラ エジンバラから再びダブリンへとび フランクルルトを経由して日本(成田)へ戻る という計画をたてた、 ほぼ計画通りの旅ができ、帰ってこれた まぁ緊張もたくさんしたけど めちゃくちゃ楽しかった あしたからしばらくそのハナシです |
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フィドル歴37年 マンドリン歴37年 バンジョー歴37年 ゴルフ、海外旅行、英語も好き
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